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☆唐人町をぶらり☆

2015年07月20日(月)
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唐人町にあった学問所

唐人町をお散歩してるときに学問所跡と書かれた石碑を発見し興味がわいたので調べてみました。甘棠館(かんとうかん)という学問所があったことをご存知でしたか? 唐人町のおとなり西新に修猷館という学校があることはご存知の方も多いと思います。どちらも福岡藩の子弟の通う藩校です。
修猷館は天明4年(1784年)に開校したのですが同時期に甘棠館(かんとうかん)も開校し東学問所修猷館と西学問所甘棠館(かんとうかん)があったそうです。初代館長は有名な亀井南冥です。当時、南冥の屋敷が唐人町にあり唐人町に開設され南冥の高名により、聴講生は学館に溢れていたそうです。ところが寛政10年(1798年)、近くから出た火が大火となり、甘棠館も南冥の屋敷も類焼してしまい当時、幕府より学問統制を目指した「寛政異学の禁」の政策が出され、朱子学が本流となったこともあって、甘棠館は残念ながら再建されなかったようです。館名「甘棠」の由来は、中国最古の詩集「詩経」の『蔽ふつ甘棠勿剪勿伐』(へいふつたるかんとうはきるなかれきるなかれ)からの出典です。甘棠とは「やま梨の木」のことで、この木を福岡藩7代藩主・黒田治之(はるゆき)から頂戴したことや、善政を称える意味もあったようです。
跡地は、現在唐人町商店街のコニュニティープラザとしてその名を残しています。
唐人町には他にも歴史ある箇所が多くあります。唐人町を訪れた際には唐人町をぶらりお散歩してみてください。意外な発見があるかもしれません。

執筆者:永田

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