ラストエンペラーの弟ゆかりの家~稲毛
ゆかりの家いなげ
こんにちは!
アパマンショップ津田沼店です。
最近は、戦後70年という事で各テレビ局で色々な特集などされていましたが
皆さんは映画ラストエンペラー(1987年)はご覧になられた事はありますか?
イタリア・イギリス・中国の合作映画で、坂本龍一さんが音楽を担当し日本人としては初めてのアカデミー作曲賞を受賞したことでも知られる映画です。
満州国最後の皇帝 愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)氏の壮絶な生涯の物語です。
このラストエンペラー愛新覚羅溥儀氏の弟 溥傑(ふけつ)氏もまた壮絶な人生を送られましたが、実はこの溥傑氏が新婚時代に住んでいた家が千葉市にございます。
現在の千葉県千葉市稲毛区にございます【ゆかりの家いなげ】です。
国道14号沿いにあるゆかりの家いなげ付近は昔は海岸線であり、当時は避暑地・別荘地として賑わっていたそうです。
現在は千葉市によって管理され一般公開もされています。昭和初期の建築物でとても落ち着いた雰囲気です。
また敷地内には防空壕も残っています。
溥傑氏と奥様の浩さんは、軍部の政略結婚といわれていますが、実はとても仲のいいご夫婦だったそうです。
ですが、浩さんもまた壮絶な人生を送っていて、お二人の長女 彗生(えいせい)さんも壮絶な・・・。
もう一族皆様それぞれが壮絶で・・。
奥様である浩さんは「流転の王妃」という自伝を出版されていますが2003年にドラマ化もされています。この作品はDVD化もされているので、映画ラストエンペラーと合わせて鑑賞されてみてはいかがでしょう?
ゆかりの家いなげは、国道14号線浅間神社大鳥居脇にあり、無料で公開されています。
機会がありましたら是非お立ち寄りくださいませ。
執筆者:高橋 美千代