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集合住宅に普及する宅配ボックスの使い方と特徴

最近では、賃貸物件を検索するウェブサイトでも、設備の項目で宅配ボックスと言う言葉をよく目にするようになりました。
宅配ボックスとは、主にマンションなどの集合住宅の共用部に設置されるロッカー型の設備で、宅配ロッカーとも呼ばれます。
この設備の特徴は、宅配業者と荷物の届け先の住人が実際に会わずとも24時間荷物のやり取りが出来る点にあります。
例えば、宅配ボックスのない集合住宅に住む方でしたら、荷物が届く時間に合わせて帰宅したり、不在票をみて再配達を依頼したりすると思います。
しかしながら、普段忙しく働いている現代人にとって、再配達が可能な時間帯に間に合うよう帰宅するということは、時として大変難しいことです。
宅配ボックスはこういった問題を解決した設備と言えます。

宅配ボックスの使用方法

宅配ボックスの使用方法は、それぞれの設備ごとに多少異なりますが、大まかな使用方法を説明します。
まず、宅配業者は通常通り配達先を訪ねますが、不在だった場合には、宅配ボックスにその荷物を入れて扉にロックをかけます。
そうすると暗証番号が表示されたり、紙に印刷されたりしますので、宅配業者はその暗証番号と一緒に不在票をポストに投函します。
住民は帰宅した際に不在票を確認し、暗証番号を入力することで宅配ボックスを開けて荷物を受け取ることが出来る仕組みです。

宅配ボックスは省エネ

大変便利な宅配ボックスですが、大変エコな設備でもあります。
もちろん、宅配ボックスは電気で動いている機械ですのでランニングコストはかかります。
しかしながら、住民の不在により何度も再配達を繰り返すことによって排出される二酸化炭素量や、ガソリンの使用量を抑えることが出来ます。
それだけでなく、配達の効率も上がり人件費の削減にも繋がり、宅配ボックスは人にも環境にも優しい設備といえるでしょう。

宅配ボックスは防犯面でも役立つ

宅配ボックスは、防犯面でも効果が期待できます。
通常荷物の受け渡しには、インターホンで住人を呼び出しマンションのエントランスのドアを解錠してもらわなくてはいけません。
それから配達先の玄関ドアまで向かうことになります。
一方、宅配ロッカーを設置している集合住宅では、マンション内に宅配業者が立ち入る頻度が減るために建物内のプライベート性が高まります。
また、一人暮らしの女性などは極力外部の人間との接触を避けたいと思う傾向にあります。
そういった人にとって宅配ロッカーは安心感をもって生活できる一つの手助けにもなっています。

大変便利な宅配ボックスですが、はじめに使用方法を確認することが大切です。
生ものや現金などは入れることが出来ませんし、マンションの管理会社によってはそれぞれのルールを設けている場合もあります。
トラブルを避けるためにも、きちんと確認して気持ちよく宅配ボックスを利用しましょう。

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