宅配ボックス付き 賃貸物件

荷物を配達しに来ても住人がおらず、また配達に訪れることになる再配達の問題は、宅配業者の負担を大きくするものとしてメディアにも取り上げられています。せっかく来てくれたのに、自分が家にいないことで再び手間をとらせてしまうのは心苦しいですよね。でも、どうしても家にいることができないという状況は、受け取る側にとってもストレスです。

また忙しい現代人にとって、たとえ2～3時間であっても、仕事はもちろん生活のメインとなる時間帯に、ただ家にいなければならないというのは難しいことです。

シャワーを浴びたり、掃除をしたりしていれば、チャイムに応対できない場合もあります。揚げ物をしている最中だったら危険も伴います。そんなときにも、宅配ボックスがあれば安心です。

宅配ボックスの多くは暗証番号などで鍵を開ける仕組みをとっています。宅配業者はボックス内に荷物を入れたら暗証番号を設定し、暗証番号を書いた不在お届け票を郵便受けに入れておくタイプが一般的です。宅配ボックスの中に印鑑を入れておけば、受け取りのサインにも使えます。

見るからにアヤしい人物だったら決して玄関のドアを開けないでしょうが、「お荷物のお届けです」などといわれたら、誰でも警戒心を解いてしまいますよね。
その点、宅配ボックスがあれば居留守を使うか、「手が離せないので宅配ボックスに入れておいてください」とお願いすればいいだけです。あとで安全を確認した後に、宅配ボックスを確認しにいきましょう。

さらに「荷物が大きいから宅配ボックスに入らないので、玄関先で受け取ってほしい」などと、言葉巧みに家の中へ入ろうとする犯罪者に出くわすかもしれません。そんなときは慌てずに、誰からの荷物なのか、内容は何かを問いただすことが必要です。知り合いからの心当たりのある荷物であれば安心して受け取れますよね。

以上のように、宅配ボックスは便利なだけでなく防犯性にも優れています。一人暮らしで留守にしがちな女性はもちろん、共働き世帯や、小さい子どもが1人でお留守番をする頻度の高い家族などにもおすすめです。