お部屋探しの下見は、必ず昼間の明るい時間に行くことがポイント。南向きと書かれていても、隣家と接近していたら日当たりには満足できないかもしれません。本州の北端にある青森県。さんさんと太陽の光を浴びて実ったりんごの産地として有名です。青森県エリアで、家賃相場の安い地域をランキングでご紹介していきます！
青森県エリアの家賃相場ランキング第1位は、三戸郡階上町（はしかみちょう）。相場は1.89万円で、2万円を切っています。階上町は青森県の東南部、岩手県の境にあります。相場が安い理由は、八戸工業大学に通う学生が多く住んでいるからでしょう。19歳から22歳の人口比率が高いことが特徴です。海に面した7月に行われる「いちご煮祭り」は、家族連れで賑わうイベント。郷土料理のいちご煮のほか、海の幸を存分に味わえます。第2位は十和田市で、2万円台後半になります。階上町は太平洋に面していますが、十和田市は青森県の内陸部に位置しています。
第3位の北津軽郡板柳町は、日本一の「りんごの里」づくりをめざしている町です。りんごの生産高は全国で100万トンだそうですが、そのうち青森県産のリンゴは半分の50万トンを占めています。第3位の弘前市は、りんごの生産量が全国一です。「りんご色のまちHIROSAKI」をキャッチフレーズに、市の木にもりんごが選定されています。「りんご公園」は約65種、1,200本のりんごが植えられた観光スポット。りんごに関するさまざまな知識や情報を得ることもできます。
青森県の旧三市といえば、青森市、弘前市、そして八戸市でした。弘前市の家賃の相場は3万円台ですが、八戸市は4万円を超えています。ベスト5圏外には、米軍三沢基地がある三沢市が6位。県庁所在地のある青森市は4.29万円で7位。やはり人気があるのでしょう。
りんごはダイエットにも効き目があると言われます。太平洋と日本海に面している青森県は、りんご以外にも海の幸に恵まれています。家賃を節約して美味しい郷土料理を食べ歩くのも楽しいエリアです。ランキングを参考に、気になる物件を探してみてはいかがですか。