お部屋探しをしていると、ベランダがある部屋もみつかります。広いベランダは洗濯物を干したり花を育てたり、何かと便利です。しかし、ベランダから侵入される危険性もあるので、そういう建物には注意しましょう。一人暮らしに便利な岐阜県エリアの1K/1DKの家賃相場の安い地域をランキングでご紹介していきます!
岐阜県は、本州の真ん中あたりに位置する内陸県です。飛騨高山の古い町並みは名所のひとつ。豪雪地帯に広がる白川郷合掌造り集落は世界遺産に指定されています。岐阜県の家賃相場ランキングで第1位は、加茂郡七宗町の2.05万円でした。「七」は地元の方言から「ひち」と読みます。飛水峡が名所で、峡谷の岩盤には円形状の穴があり、甌穴(ポットホール)と呼ばれます。第2位の瑞浪市は、岐阜県の南東部に位置するエリア。クジラ、ゾウ、ウマ、貝類などの化石が出土する「化石のまち」。窯業も盛んです。
第3位以降の家賃相場は、3万円を超えます。第5位の美濃市は岐阜県の中南部にあり、「美濃和紙」が有名です。美濃和紙の生産地として繁栄した美濃町は「うだつのあがる町並み」と呼ばれます。「うだつ」とは、日本の家で屋根に取り付けられる小柱や防火壁、装飾のことをいいます。うだつを上げるにはお金がかかり、裕福な家に限られました。そこで「うだつが上がらない」という、ぱっとしない慣用句が生まれたと考えられています。美濃町では電柱を立てずに電線を地中に埋めることで、景観を保っています。
県庁所在地の岐阜市はベスト10圏外で3.78万円。飛騨市は4.75万円、高山市は4.44万円といずれも4万円台です。飛騨市は岐阜県の最も北に位置し、山林が面積の大半を占めています。隣接する高山市は、日本で最も面積が広い市町村です。
飛水峡や飛騨高山などのダイナミックな景観とともに、古くから伝統のある町並みを守る美濃町など岐阜にはさまざまなエリアがあります。お気に入りの物件を探すために、家賃相場のランキングを参考にしましょう。