九州の最南部に位置する鹿児島県は、本州部に広がる「薩摩・大隅」地域と、「離島」地域に大別されます。「離島」エリアは鹿児島から沖縄本土までの間に連なる種子島・屋久島、トカラ列島、奄美群島を含む薩南諸島の島々からなります。鹿児島の賃貸物件はその大半が鹿児島市に集まっています。県庁所在地であり行政、経済の中心地である鹿児島県の総人口約167万人のうち、約60万人が鹿児島市に暮らしています。鹿児島市は公共交通機関としてバスと市電(路面電車)が発達しており、市内中心部で暮らすなら車はなくても大丈夫なほどです。市電沿線エリアでは中心部の鹿児島中央や、市電の始発駅となる谷山や、2つの路線の分岐に近い鴨池などが人気のエリアです。転勤族に人気なのは紫原エリアです。保育園、幼稚園、小中学校が多いことや、病院などの施設も多い上、買い物も歩ける範囲でまかなえます。鹿児島市内に住む場合は、桜島が近いため、時として火山灰が降ってくることに注意。洗濯物が外に干せない日もあるので、浴室乾燥機付き物件なども注目ポイントです。鹿児島市に次いで物件が多いのは鹿屋市、霧島市となっています。九州で一番広い面積を持つ鹿児島県は、世界自然遺産となっている屋久島はじめ、奄美大島、与論島など離島エリアも魅力がいっぱいです。県内も桜島や天文館、豚骨ラーメンや有名なかき氷、白熊など鹿児島ならではの見所と味を楽しむことで、鹿児島の暮らしは充実したものになるでしょう。【鹿児島県】人口:約167万人 県庁所在地:鹿児島市 隣接都道府県:熊本県、宮崎県。(海を隔てて)沖縄県