かつては「琉球王国」であり、日本とは異なる伝統文化を持っていた沖縄県。今でも首里城や、各地に遺る城址にその名残が見られます。最も大きな沖縄島(本島)含め、日本最西端の与那国島、本島の400km東にある大東諸島まで、363もの島々で構成されている県であり、年間658万人もの観光客が訪れる観光立県です。沖縄の伝統を感じさせる趣と、27年間アメリカに統治されていた影響でアメリカ文化が入り交じる独特の雰囲気があります。沖縄の賃貸は、県人口の9割が住む沖縄本島が豊富です。中でも多いのは県庁所在地でもある那覇市、次いで島中部の宜野湾市、うるま市、名護市、沖縄市などが続いています。那覇市内で、転勤など他県からの移住者に人気なのは中心部の泊エリア。また、比較的新しく開発された都市である天久、真嘉比・おもろまちなども物件が多く見られます。また小禄エリアも大型スーパーなどがあり人気の地区となっています。那覇市に通勤するのであれば、隣接した浦添市、豊見城市などで物件を探すのも方法の一つでしょう。沖縄の公共交通機関は、県内唯一の鉄道、ゆいレール(モノレール)と路線バスになります。基本的に車社会なので、1、2時間かけて車で通勤している人も少なくありません。そのため、朝晩の通勤時間帯は観光客のレンタカーなどもあってかなりの渋滞になるので注意が必要です。沖縄での暮らしは、沖縄独特の音楽や料理、芝居などの文化に触れたり、マリンスポーツに取り組んでみたりとオフタイムの楽しみは限りがありません。そして何よりものんびりしつつも明るく、親切な“ウチナンチュ”(沖縄生まれの人のこと)との交流は暮らしを明るく彩ってくれることでしょう。【沖縄県】人口:約141万人 県庁所在地:那覇市 隣接都道府県:(海を隔てて)鹿児島県