石川県は、夏は晴天が続き、冬は豪雪地帯となる気候です。石川県の中でも、特に金沢エリアは、小京都として京都の風情や街並みを残す人気のエリア！北陸新幹線の開業で、これからますます観光業が注目の県です。また、地元の人にも大人気のおしゃれな古民家カフェや雑貨店たくさん立ち並んでいるのも魅力！
石川県の県庁所在地でもある金沢市は、何といって和の風情とモダンなテイストが見事に調和している街づくりが魅力！日本三名園の1つでもある美しい庭園の兼六園をはじめ、小京都のような雅な街並みの残る、ひがし茶屋街は特に人気のスポットです。特にひがし茶屋街は、古民家を改装したお店やカフェなどが多く、街並みを楽しみながら気に入ったお店にふらっと立ち寄るのも楽しみの一つ。特に女性に人気の高いスポットです。
金沢21世紀美術館は、建築・美術・工芸に軸を置いた美術館で、美術館の建物そのものが、芸術性の高い、美しいガラス張りの円形様式。五感で楽しむことができる展示物が多く、小さな子供でも楽しみながら、芸術に触れることができるのも魅力的ですね。
石川県は、様々な伝統工芸品や芸能が数多く残る町。優美な図柄の加賀友禅や、鮮やかな色使いと絵図が魅力の九谷焼、124にも及ぶ手作業の工程を経て美しい輝きと耐久性を持つ輪島塗など、色彩豊かな工芸品が多いのが特徴です。また、金沢は日本の金箔生産量の98パーセント以上を占める、金箔の町！厚さがわずか1万分の1ミリとなるまで、職人の手によって丁寧に伸ばされていきます。それだけでも美しい工芸品の金沢箔は、様々な工芸品にも使われ、時の権力者たちに愛されてきました。これら伝統工芸品は全て手仕事で行われ、職人がその技術を脈々を受け継ぎ、現代に伝わっています。
またあまり知られてはいませんが、茶道や能楽は、石川県が発祥の地！日本の和の文化には、石川県が大きく関わっています。
国内でも有数の温泉地を保有する石川県は、温泉好きにはたまらない県です。県南部は、片山津温泉、粟津温泉、山代温泉、白峰温泉など、県北部の能登半島には和倉温泉、志賀の郷温泉などがあります。どの温泉も古くから栄えてきた温泉地で、特に和倉温泉は古くは平安時代から続く、歴史のある温泉地！白峰温泉は、日本では数少ない重曹泉の温泉で、絹肌の湯と呼ばれるほど、滑らかな泉質が魅力です。
金沢エリアに近い温泉地では、観光ついでに温泉で疲れを癒し、金沢エリアから少し離れた温泉地では、温泉を目的に訪れる方が多いのも特徴。景観の美しさを楽しみながら温泉に浸かることもできるのが良いですね。各温泉地に特色がありますので、色々な温泉を巡るツアーなどを楽しんでみてはいかがでしょうか！
古き良き日本の美しさを、今に伝える石川県！日本人で良かった、と思えるような体験が出来そうですね。自分自身はもちろん、海外の友人などにも紹介したくなる県です。