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ワンルームの特徴を活かした一人暮らしをするには

ワンルームと言うと、一つのお部屋を意味すると考える方は多いのではないでしょうか。
ワンルームとは不動産用語で、部屋の中に仕切りが無くひと続きのつくりになっている部屋のことで、1Rと表記されます。
キッチンも部屋の中にあって仕切りが無くオープン状態なので、安全面に配慮して電気コンロを採用しているところも多いです。
また、ワンルームにほぼ近いつくりのもので1Kというものがあります。
これは、部屋の中に仕切りがあってキッチンも部屋とは別に独立したつくりになっているものです。
1KのKはキッチンを表していて、1つの部屋とキッチンがあるという意味です。
ワンルームと1Kの大きな違いは部屋とキッチンが仕切られているかどうかですが、この仕切りの部分がドアであることがポイントです。
たまにロールカーテンのような簡素なものを取り付けて1Kと表記されているものがありますが、それは1Kに含まれませんので覚えておくと良いでしょう。
他には、ワンルームでもキッチンが廊下スペースにあって1Kのように使えるようになっている変形タイプもあります。

ワンルームの広さ

ワンルームでの○帖という広さの表記には、仕切りが無いのでキッチン・廊下スペースなど全てを含んだものとなっています。
ですが、間取り図によってはその表記の仕方が曖昧で一見明確な判断がしづらいものもあります。
間取り図を見てもよくわからない、実際の内見でなんだか狭く感じたなどのことがあれば、できる限り担当者に訊いて説明をしてもらった方が良いです。

広さの効用

ワンルームのキッチンでは、料理するのも食事するのもひとつの空間ですることになりますので、煙や臭いについては頭を悩ますところです。
また収納についても、残りのスペースをいかに有効に使うかにも工夫が必要となってきます。
ここで敢えて、ワンルームには仕切りが無いということを思い出してみてください。
仕切りが無いということは、仕切りのある1Kより空間がいくぶん広く使えるということになります。
そこで例えば、必要なとき煙や臭いがなるべく拡散しないようにパーティションを配置してアレンジすることが可能になるのです。
この考え方は、収納にも活かすことができます。
ワンルームという限られたスペースで家具を選ぶ場合、用途を限らずにできるだけ何にでも使えるようなデザインにすればよいのです。

スペースの有効利用

さらに、ちょっとしたスペースを利用できるようなおすすめポイントがあります。
ひとつには、通常テレビは専用のテレビ台の上に設置することがほとんどですが、テレビ台ではなくテレビサイズに適したサイズのチェストなど収納できる家具にしてみることです。
テレビ台は不要になりますし、もともと実家にあったものを使えることもあるかもしれません。
そうすれば、お財布にも地球にもエコです。
もうひとつ、これは玄関の造りにもよりますが、入り口の上部分にサイズを合わせてボードを固定したり、つっぱり棒を渡したりして棚として利用できるようにすることです。

室内から見えてしまうのが気になる方はカフェカーテンのような布を目隠しで取り付けるのも良いでしょう。
あとひとつ、ベットを使用する方なら下の部分に頻繁に使わないようなものを収納すれば、その分押入れやクローゼットに余裕ができるかもしれません。

ワンルームでの配置

ワンルームに限らず、家具の配置の仕方ですっきりとした印象に仕上げるのはなかなか難しいものです。
その配置の仕方により広さが違って見えることもあります。
冷蔵庫や机、そして収納家具でも部屋の手前には高いものを、奥には低いものを配置すると遠近効果により広く感じられます。
また、複数の家具を置く場合には前面を揃えるようにして並べるとライン効果ですっきりした印象にもなります。
全体的に、家具はロースタイルのもののほうが視線が低くなることにより天井が高く感じられますし、あとから上に棚を置くこともできて便利です。
ベットはワンルームで使う家具の中でも比較的大きく置き場所が限られてしまいがちですが、横置きか縦置きかによって少し違ってきます。
横置きでは空いたスペースが正方形に近くなることで広く使えますし、縦置きだと窓への動線もスムーズになるでしょう。

色の効果

ワンルームの印象を広くするものとして、カーテンや家具の色でも効果が期待できます。
窓は意外と面積も大きいものなので、それをカバーするカーテンは濃い色より明度の高い淡い色のほうが広さを感じられます。
柄物なら、大きいものは狭く感じることがあるので小さいほうを選ぶと良いでしょう。
家具とカーテンの色を同系色で統一するのもおすすめです。
ワンルームのスペース利用や配置などのアイディアは、一人暮らしのときだけでなく実家での部屋をイメージチェンジするときにも使えるものでもあります。
自分だけの空間をより心地よいものにするためにも、上手に情報を選びながら活用してみてほしいと思います。

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