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沖縄で一人暮らしする前に知っておきたいこと

澄み渡った空、青い海。一年を通して暖かい気候の沖縄は日本でも有名なリゾート地です。
旅行中に沖縄に魅了され、沖縄で一人暮らしをしてみたくなった人も多いのではないのでしょうか。
しかし、楽しいことがいっぱいの旅行と、数ヶ月から何年もその土地で暮らすのとでは、過ごし方や見方も大きく違ってきます。
憧れで移住したものの、現実と理想のギャップにうちのめされてすごすご本土に帰ってしまう。なんてことにならないよう一人暮らしを始める前に、沖縄の知識を前もって身につけておきましょう。

沖縄の賃金

生活する上で必ず必要なものが「お金」になります。沖縄県の賃金の安さは有名ですが、最低賃金のワースト1位2位を毎年他県と争うほどです。
平成27年の現時点では東京都の最低賃金は888円で、沖縄の最低賃金は677円なので、都心部から沖縄に来た人はそのギャップに驚くのではないでしょうか。
ちなみに賃金は安いですが、物価は東京とほとんど変わりません、むしろ全国的に考えると少し高めと言えます。
何故かというと、沖縄は離島になっているので、本土から物資を運搬する時に本土よりもコストがかかってしまうからです。
便利なネットショッピングも送料が無料な場合でも沖縄は離島として別途送料が必要なケースがほとんどです。
これだけでも沖縄での一人暮らしはハードルが高く感じますがそれでも沖縄に住みたいと言う人はいるのです。

車の必要性

沖縄は車社会です。一人暮らしをする場合も例外ではなく、自宅や職場、そして休日の過ごし方によっては車が必要になります。
車がなくても十分暮らすことができますが、やはりバスやモノレールの設備が整っているのは中心部に限られます。
沖縄に移住してくる人は沖縄ならではの自然を感じたり、自由に過ごしたいという理想を持った人が多いのではないでしょうか。
せっかく移住しても、行動範囲が限られてしまうのはもったいないですね。
沖縄では車を持っている家庭がほとんどです、余裕があれば車を購入、もしくは本土から持ってきたほうが沖縄生活が快適に過ごせます。

気候

沖縄は温暖な気候であることで有名です。
1年の平均気温は23度と暖かく、2月頃になればお花見ができます。
4月にはすでに海開きがされているので本土と比べると本当に暖かい気候の地域だということがわかります。
一年で最も気温の高い夏の暑さですが、カラッとした暑さを想像する人は多いのではないでしょうか。
実は、沖縄は湿度がとても高くカラッとした暑さではなく、ジメジメとした蒸し暑さが特徴的です。
沖縄の夏の暑さは体力を奪われるので、ほとんど外に出ないという人も多いくらいです。
しかし、四方を海で囲まれているので、強い海風が島全土にふきます。そのおかげで沖縄では熱が島にこもってしまうことはありません。
逆に冬の寒さですが、強風の為体感温度が下がってしまい15度程度でもコートが必要、なんてケースもあります。
また、夏の紫外線は本土よりも数倍強く、簡単に日焼けしてしまいます。夏、海に入るとき水着になるのは本土の人くらいで、沖縄の人はTシャツと短パンで日焼けを予防するほどです。

賃貸物件

沖縄で一人暮らしをするなら、住む家も必要となります。
沖縄の平均的な家賃は4万円ほどです。一見安い印象を受けますが、最低賃金に伴い所得も低いのでこの位が相場となります。
もちろん中心部は家賃相場が高くなってしまいますが、探せば安い場所もたくさんあります。
また、部屋探しで驚かれることが多いのが、浴槽のない物件です。
沖縄では浴槽に浸かる習慣がないので、シャワーしか設置されていない物件はざらです。
近年建てられた賃貸物件にはだいたいに浴槽が設置されてあります。また一人暮らしの場合借りる物件によっては保証人が沖縄にいなくてはならないなんてものもあります。

食べ物

沖縄は美味しい食べ物のイメージが強いですす。ミミガーやゴーヤチャンプルー、それからテビチにさとうきびも有名ですね。
観光客向けの飲食店はもちろん、沖縄の人も比較的外食する人がおおいので飲食店もたくさんあります。
だからでしょうか、沖縄の食生活は特徴的なイメージが先行しがちです。しかし実際の食生活は基本的に本土とほとんど変わりません。
物価も東京とほとんどかわらないので、スーパーにおいてある品もほとんど一緒です。
一部、島豆腐や海ぶどうなど沖縄でしか見かけない食材や、シークヮーサーの飲み物などの限定品もありますが、観光客向けのようです。
一人暮らしをする場合でも、本土と変わらずいつもどおりの食生活ができるので安心してください。

言葉

沖縄の方言は他の都道府県に比べてかなり特徴的です。
土地柄もあるのか、さまざまな国の言葉が独自に発展した印象をうけます。
まず「おはようございます」という言葉でも沖縄では「うきみそーち」と言うのでどれくらい独特かわかると思います。
また、沖縄に移住してきた人が一番気にするのが「ネイチャー」という言葉になります。
ネイチャーという言葉ですが、地元の人を「ウチナンチュ」といい本土の人のことを「ネイチャー」と呼びます。
つまり「よそ者」の意味が含まれているのです。移住してきてからしばらくたっても「ネイチャー」と呼ばれると、受け入れられていない気がすると疎外感を感じてしまう人も多いようです。
方言に慣れるのは大変かもしれませんが、なんくるないさー(何とかなるさ)精神で慣れることが大切です。

結婚

女性ならば、沖縄に移住したあとはいい人に出会って結婚したい。なんて理想があるのではないでしょうか。
しかし沖縄県は意外なことに離婚率が全国ワースト1位の県です。
沖縄では周囲との結びつきが強く、たとえ離婚したとしてもまわりがバックアップしてくれる環境が多いのです。

沖縄で一人暮らしをするメリット

ここまで、物価や仕事、それから生活に関してさまざまな現実的なことを述べましたが、それを天秤にかけても得られる素晴らしい生活が沖縄にはあります。

〇美しい海、たくさんの自然がすぐそこにある
移住して得ることができる一番のメリットは自然の美しさです。沖縄へ旅行したことがある人ならば、沖縄の海に魅了された人は多いはずです。
コバルトブルーの透き通った海は、本土ではまず見ることができません。
ビーチにもよりますが、浅瀬を少しもぐっただけでも色とりどりの魚や珊瑚を目にすることができます。
ダイビングが好きな人にはたまらない立地です。日帰りでいける離島にもそれぞれの良さがあり飽きることがないでしょう。
大自然がすぐそこにある生活は日常の疲れもすぐに癒されるのではないでしょうか。
朝起きて窓を開けると潮風を感じることができ、仕事帰りに海をみれば夕日でそまった海を眺めることができます。
一年中暖かい気候とすぐそばに海を感じられる環境は、都会では決して味わうことのできない贅沢ではないでしょうか。

〇他にもいろいろ
沖縄には花粉の原因となる木々がないので、花粉症というものがありません。アレルギー体質の人には天国です。
自然が多いからでしょうか、沖縄に越してきてから他のアレルギー症状が軽くなったという人もいます。
沖縄時間という言葉があるくらい、皆ゆったりと日常をすごしています。のんびり生きたい、老後をのんびり過ごしたいなんて人には沖縄は向いているかもしれません。

沖縄で一人暮らし、すばらしい経験と出会いが待っているかもしれません。

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