ココがPoint!
賃貸物件を借りて生活をしようと考えているのは大学生や新卒の社会人だけではありません。
高齢者の中にも賃貸物件を借りて一人暮らしを余儀なくされている方も多いようです。
高齢者の一人暮らしで賃貸を考えた場合、入居を断られることも近年は増えているという統計もあります。
高齢者が賃貸を借りるときの入居可の条件と、介護が必要になったときの賃貸物件について触れてみたいと思います。
高齢者の一人暮らしの入居を断る理由の多くは家賃の滞納、孤独死などの問題が考えられるからです。
固定電話がない、携帯電話を所持していないなど連絡が取れないというのも断りの条件に含まれるようです。
無職である場合、家賃支払い後の預金残高で入居の可否が決まることも多く、毎月の決まった収入(年金、仕送り)なども加味されます。
また、緊急の連絡先が三親等以外というのも、孤独死の場合家財の処分に困るので断りが多いようです。
何度も引越しが出来ない状況にありますから、吟味して賃貸物件を選ぶ必要があります。
保証人は三親等以内の親族や子供に依頼できたらいいでしょう。
高齢者の一人暮らしも民間の賃貸のアパートやマンション以外にも賃貸で入居できる物件があります。
有料老人ホームは自立型、要介護型の2通りあります。
自立型はマンションタイプに緊急連絡の設備が設置されています。
要介護型は13平方メートルから18平方メートルくらいの部屋にトイレ、洗面所が付いているタイプが一般的です。
自立型老人ホームの費用は入居時に一時金で支払いが必要なことが多く、高額な場合が多いです。
サービスつき住宅は敷金が2ヶ月から6ヶ月分が必要になりますが、自立型は少ないです。
介護度数が上がった場合には老人ホームなどへ転居の必要があるケースも出てくるようです。
高齢者向け有料住宅は収入によって家賃の支払いを補助してくれますが、既存の物件しかありませんから入居を待つことが多いようです。
シルバーハウジングの家賃は所得により異なります。
一人暮らしをしなければならない高齢者は今後も増えていくことが予想されます、同時に賃貸物件の入居を断られる人も増えることも考えられます。
現在住んでいるところで不具合があり、引越しを検討しているのであれば早い時期の引越しを考えて見ましょう。
一人暮らしを今後も続けていくことが可能なのかも合わせて検討し、心配なようであれば解決策を見つける必要があります。