ココがPoint!
仮住まいとは、家の建て替えや大規模なリフォームをする期間に一時的に住む家のことです。
規模にもよりますが、ある程度の期間仮住まいを確保することが必要になります。
しかし、一般的に賃貸物件の契約期間は2年が基本であり、短期での解約には違約金の支払いが発生することがあります。
そのような時に利用したい短期間の賃貸物件には、ウィークリーマンションやマンスリーマンションなどがあります。
週や月単位で借りることが可能なので、出張や研修の頻度が多いビジネスマンや学生などが利用しています。
そして、最近は結婚までの何ヶ月間かを同棲する場所として仮住まいを利用する人も増えているのです。
それが、クォータリーといわれる賃貸マンションです。
ウィークリーマンションは週単位で、マンスリーマンションは月単位でしか賃貸できないのではと思う方もいるかもしれません。
実際は、ウィークリーマンションでも1年間借りられるものや、マンスリーマンションでも1年以上かりられるものもあります。
これらの物件は、敷金や礼金、また仲介手数料などの初期費用がかからないことが多くなっています。
そして、クォータリーマンションはほとんどの場合、3ヶ月以上から月単位で借りることができます。
クォータリーマンションは、1年4分の1である3ヶ月以上を基準として契約するものです。
3ヶ月以上であればその後月単位でも借りることができ、ウィークリーマンション等と比較して料金設定が低くなっていることが多いようです。
また、間取りもさまざまで、家族に合わせた物件を選ぶことができます。
家電製品や調理器具、寝具なども備え付けられているので即入居が可能です。
通常の賃貸契約に必要な連帯保証人も不要なことが多いので、手続きするも煩わしさがなく気軽に利用できるのも嬉しい点です。
ひとつ注意したいのは、料金が前払いとなっているものが多いということです。
短期賃貸物件には家電製品も一式揃えてあり、備品も備えられているので利便性も高くなっています。
ホテルを仮住まいとする場合、外出するたびにカギをフロントに預ける手間があります。
清掃などをするのに他者が室内に入ってくることもありますが、短期賃貸物件の場合はこのようなことがありません。
また、単身赴任でも広めの間取りを選ぶなら、遠方のご主人の元に家族が揃って遊びに行くというときでも便利です。
短期賃貸物件は仮住まいとして多くの人が気軽に利用できるものですが、物件によって条件が異なる場合もあります。
その点はしっかり確認して、仮住まいでも快適な生活を送れるようにしましょう。