ココがPoint!
賃貸アパートやマンションは、不動産のひとつです。
入居をする際は、不動産会社と賃貸契約を取り交わすことになります。
賃貸契約をするには、その前に行なわれる入居審査をパスしなければなりません。
入居審査では、入居するのに相応しいかどうかが審査されるのです。
はじめて賃貸契約を経験する人にとっては、入居審査と賃貸契約が無事に済むまで気がかりかもしれません。
しかし、そんな心配は無用です。大まかな流れを知っておけば、入居審査も賃貸契約もそれほど難しいことではないのです。
賃貸契約において最も重視されるのは家賃の支払い能力です。
家賃は毎月支払うものであり、お金がないからといって支払いが免除されることはないのです。
大家さんにとって、家賃は大事な収入源のひとつです。
そのため、もし契約者本人が支払えない場合は、連帯保証人に支払いが請求されます。
賃貸契約には、この連帯保証人を立てることが必須となります。
連帯保証人は誰がなっても良いわけではなく、契約者の両親や保護者、また兄弟など身近な人を立てるのが一般的です。
連帯保証人は、契約者本人に代わって家賃等を支払える能力があることがひとつの条件となります。
身近に連帯保証人を頼める人がいないという場合は、保証人代行を専門とする会社に依頼する法方もあります。
入居審査をする時点で、契約者本人の収入が証明できる源泉徴収票や住民票など公的な書類の提出を不動産会社から求められることがあります。
源泉徴収票は会社に申し出れば発行してもらえますが、住民票は役所に行って発行してもらわなければなりません。
そのほかにも、印鑑証明書などが必要な場合もありますので、あとから足りなかったということのないようにきちんと確認して準備するようにしましょう。
無事に入居審査にパスすれば、いよいよ賃貸契約が行なわれます。
賃貸契約をするときは、その不動産物件に必要な敷金や礼金などの支払いが必要です。
不動産会社から物件を仲介してもらった場合は、仲介手数料も合わせて支払います。
また、不動産会社から入居についての注意事項の説明を受けるのが一般的です。
注意事項の内容は家賃の支払い方法や入居のルールなどで、賃貸契約書に記載されています。
賃貸契約書は、その後も内容確認をする際に必要になるのでなくさないようにきちんと保管するようにしましょう。