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タイの基礎知識

「微笑みの国!」魅力がいっぱいタイ王国の基本情報

一年を通して暖かく過ごしやすく、観光スポットとしても人気のタイ。ここではそんなタイについて詳しく見ていきましょう。

暑期の暑さには要注意。

タイの気温タイの降水量

赤道約30度の地点にあるタイは熱帯モンスーン気候に属しており、5月の中旬から10月は雨期、10月から2月を乾期、2月の中旬から5月は暑期と、おおまかに3つの季節に分けられています。同じ国土の中でも南北に最大で1860kmの距離があり、南北の緯度の差も16度と大きくなっています。そのため、タイ国内の地域によってさまざまな気候の違いを感じることができます。
1年を通しての平均気温は22度から29度となっていますが、暑期には日中の気温が40度を超える日もあります。
タイの真夏は4月ですから、その時期にタイの国内で観光を考えている旅行客は、熱中症や熱射病への対策が必要とされています。

豊かな自然の中でさまざまな祭りが開催!

タイ国内では年間を通してさまざまな祭りや行事が行われています。1年で最も暑い「暑期」にあたる3月から5月には、「ソンクラーン」と呼ばれる水掛け祭りが各地で開催されます。
「ソンクラーン」とはもともとタイのお正月のお祝いをあらわしており、水を掛けることで「お清め」をしています。「ソンクラーン」は海外からの観光客も多数参加する、タイでは有名なお祭りです。
そのほか、雨期に東北地方で行われる「ろうそく祭り」や、乾期に行われる灯籠流しのお祭り「ロイクラトン」など、歴史を感じる美しい祭りの数々を楽しむことができます。

人々の生活に宗教が根付いている国

タイでおもに信仰されている宗教は、「テーラワーダ」と呼ばれる仏教です。日本の仏教と同じくインドから伝わりましたが、教義や修行方法には大きな違いがあります。
タイでは国民の約90%以上が仏教を信仰しているといわれており、地方にある小さな村にも必ず寺院があります。仏教はタイの人々の生活に深く根付いているため、冠婚葬祭などの儀式を執り行うのも僧侶の役目とされています。
タイの国内では黄衣をまとった僧侶を見かける機会も多く、僧侶を熱心に拝む人々の信仰心に触れることもできます。

「通貨」タイ国内の通貨はバーツとサタン

タイの通貨はバーツ(Baht)です。補助通貨としてサタン(Satang)があり、1バーツは100サタンとなっています。
紙幣は1000.500.100.50.20の5種類がありますが、1000バーツ紙幣は日本円で1万円程度の価値があるため、タクシーや市場ではおつりが無いことを理由に使うのを断られることがあります。
タイ国内の買い物には、ほとんどの商品にVATと呼ばれる7%の付加価値税がつけられています。このVATは条件次第で払い戻されることがありますが、VATの還付手続きが可能なショップかどうかを事前に調べておく必要があります。飲食費やホテル宿泊費など、タイ国内で消費する物やサービスへの代金については還付対象外となっています。

首都に人口が集中するも、人口密度はかなり低い

タイの人口は約6800万人です。その1割弱にあたる約600万人の人々が首都バンコクに居住しています。タイでは国民の90%以上が仏教を信仰しているといわれ、居住地域に関係なく信仰心の強い国民性となっています。
タイの国土は全体で約51万キロ、日本国土の1.3倍ほどの広さになります。それに対して人口は日本の約半分ですから、国民1人あたりの国土は日本の倍以上、人口密度にはかなり余裕のある国だといえるでしょう。