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飛梅の実生も祀ってあります。

2015年08月05日(水)
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東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ

錦糸町のお隣の亀戸にあります「亀戸天神社」に祀ってある菅原道真公の像です。
見出しの歌は道真公が藤原時平との政争に敗れて福岡の大宰府に左遷される時に大事にしていた梅の木について詠んだ歌です。
左遷される時に梅以外にも桜と松も大事にしていたそうで
桜は悲しみに暮れて見る見るうちに弱ってしまい枯れてしまったそうです。
松は梅と共に主人を追ったのですが途中で力尽きてしまったそうです。
そして摂津国八部郡板宿(今の兵庫県神戸市須磨区板宿町)あたりに根を下ろしたそうです。
ひとり残った梅は頑張りました。
頑張って大宰府まで飛んで、主人のもとに根を下ろすことが出来ました。
亀戸天神にも太宰府天満宮の御神木の「飛梅」の実生を勧請し奉斎している「紅梅殿」があります。
毎年2月の第二日曜日から3月の第二日曜日まで梅まつりが開催されています。
(約300本あるそうです。そして6月には実った梅の実を取って梅干しや梅酒にするそうです。)
他にも亀戸天神は1年を通じてたくさんのお祭りがあります。
直近ですと8月25日の例大祭になります。
神社にいらっしゃった巫女さん(可愛い)に聞いたところ亀戸天神では毎月25日にお祭りがおこなわれているのですが
8月の例大祭が1年で一番大きいお祭りのようです。
残暑が厳しい時期ですが行ってみてはいかがですか?

執筆者:佐々木 良

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