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駒込とソメイヨシノ

2015年08月07日(金)
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駒込はソメイヨシノ発祥の地

駒込とソメイヨシノ

駒込駅前店の肉食ゴリラ荒木がお届けします!今日は食べ物の話じゃないです。

駒込が桜の『ソメイヨシノ』の発祥の地だって知っていました?

現在の住居表示『豊島区駒込』は、昔は『上駒込村染井』と言われる地域で、江戸時代のから明治時代にかけて、植木屋が軒を連ね園芸の街として栄えていたそうです。

 農村地帯でしたが、周辺には大名の屋敷などがあり、地域に住む農民は大名の庭造りを仕事とし、植木や花の生産・管理などを行って生計を立てていたそうです。それが後に植木屋になっていったと考えられているそうです。この植木屋たちが手掛けた庭、現在の六義園や旧古河庭園に繋がっているのですね。

そんな植木屋が最初に売り出したとされる桜の品種が「ソメイヨシノ」。ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンというサクラの品種の交配種ですが、その交配を誰がしたのかはいまだにわかっていないそうです。

その新種に“吉野”と名付けたのは、桜の名所「奈良吉野山」にちなんでのことでしたが、奈良の吉野山の桜は山桜だったので間違いを避けるために、地名の“ 染井”が入り「ソメイヨシノ」と名付けられたそうです。このあたりはいろんな説があるようです。

今では世界中に広まっているさくら『ソメイヨシノ』。駒込はサクラの時期は大賑わいです。

執筆者:荒木 雅宏

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