めぐろ区民キャンパス【パーシモン音楽ホール】

2015年08月11日（火）

0 0 0 0

工夫がたくさん詰まった音楽ホール

目黒区の芸術文化の振興を図るため、都立大学が移転した跡地につくられた音楽ホール「めぐろパーシモンホール」。

地域住民にも愛されている施設ですが、利用者のことを考えた、たくさんの工夫が詰まった建物なのです！
今回はそんなパーシモンホールの施設をご紹介いたします。

地下1階にパーティや発表会などでも多くのシーンで利用できる小ホール、地下1階・1階・2階には音の響きにこだわった大ホール、さらに地下1階にはリハーサル室や練習室、保育室、会議室などを完備しております。

【小ホール】
小ホールは、客席が可動式になっており、客席をしまうと大空間として利用することが出来るなど多くの用途で利用できるように設計された空間となっています。親子でパントマイムの基本動きを楽しむワークショップを行っていたり、様々な楽器を使ったり、自由に体で表現するダンスなど多くのシーンで利用されています。

【大ホール】
大ホールは、日本初の吊り下げ式の音響反射板を採用しているところが最大の特徴です。
舞台から客席へ伝わる音の性質は演目によって異なります。程よく残響を残す必要があったり、明瞭な音が響く方が良かったり、、、
パーシモンホールの大ホールでは様々な芸術舞台に対応するために、催される種類に応じて音の響きを工夫し、調整することが可能な可動式の音響反射板を備え付けています。
そんな大ホールでは、オペラやコンサート・リサイタルやミュージカルなど生の音を十分に堪能できる公演が開かれております。
また、ゆったり演目を楽しむことが出来る様にリクライニングチェアが用意されており、車いすの方や介助者のかたもゆったりと見ることができる設計となっています。

パーシモンホールのホームページでは、観客席のブロックごとから舞台の見え方の写真も添付されており、演者も観客もそれぞれ会場のイメージが付きやすくなっております。

機会があればぜひともお立ち寄りください！