猫の年齢と老化のサインを知ろう

猫に老化の兆候が見えてきたら…
猫は人間の4倍の早さで年を取る
猫は、人間と比べて年を取るのが早い生き物です。
この間までは手に収まるほどの小さな子猫だったはずが、いつの間にか大きく立派な猫になっていると感じる飼い主は多いはず!
個体差もありますが、一般的には4倍のスピードで年を取るといわれています。
猫は生後一年が経過すると、人間の15歳くらいになります。
身体つきも大きくなり、成長が止まります。
一年で成猫と呼ばれるのは、このことからです。
2年経つと24歳になり、その後は一年で4歳ずつ年を取るといわれています。
老化が始まるのは、生活環境や品種などによっても異なります。
分かりやすい老化のサインとしては、寝ている時間が長くなることです。
動きが鈍くなったり、飼い主さんの帰宅時に出迎えてくれていたのが起きてこなくなったりします。
老化が進むと、他にもさまざまな症状が出てくるようになります。
トイレの粗相が多くなったり、夜中に大きな声で鳴いたりする場合も…。
若いときに比べて、毛づくろいもあまりしなくなるようです。
また、老化と共に色々な病気を発症しやすくなります。
老化のサインが見え始めたら、飼い主さんはそれまで以上に猫の体調をチェックしましょう。
病気に早く気づいてあげることができれば、その病気も初期のうちに治すことができる可能性が高くなります。
愛する猫のため、何気ない行動も欠かさずチェックしましょう。
執筆者:Chiho