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時空が歪んで見える?ロシアのキジ島に浮かぶ木造教会群

2015年08月14日(金)
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こんな素晴らしい場所があるなんて。ぜひ知ってほしい場所です。

長い年月を経て、今なお佇む木造教会

ロシアにあるカレリア共和国の首都、ペトロザヴォーツクから小さな連絡船で約67km。
1年の大半が雪で覆われているその場所に、今回ご紹介する絶景スポット“キジ島”は浮かんでいます。
長さ7m幅500mほどしかない小さいこの島は、1990年に世界遺産に登録されました。
キジ島には、玉ねぎのような屋根が特徴の木造教会群が広がっています。
世界遺産に登録されていることもあり、キジ島に短い夏がやってくると多くの観光客が訪れます。
真っ青な空に白い雲、それから島に咲き乱れる可憐な草花に囲まれた木造教会は、息を飲むほどの美しさ。
夏が終わると曇りの日が多くなりますが、それを背景にした木造教会もまた素敵です。
玉ねぎ型の屋根は、長い間雨風と太陽にさらされてきたため銀色に輝き、まるで鉛筆でデッサンされた絵画のよう。
夕日に照らされたキジ島、雨に濡れるキジ島、全てが素晴らしい。
その様子を眺めているうちに、二次元に迷い込んだかのように感じてくるのは、私だけじゃないはず。

この玉ねぎ型の屋根も、全てが木

キジ島は古くから自然崇拝の対象であり、聖なる場所でした。
そんなキジ島にある木造教会群ですが、大きなもので高さは約37mにもなるというのに、なんと釘1本すら使われていません。
木を巧みに加工して組み合わせ、教会の全てを完成させています。
キジ島では石材が採れず、その代わり島に豊富にあるポプラの木を約3万枚の木片に加工し、これほどの教会を作り上げたのです。
玉ねぎ型の屋根も例外ではありません。
その独特の曲線まで計算しつくされ、職人の技によって隙間なく木の瓦が葺かれています。
現在では老朽化が進み修復作業のまっただ中ですが、設計図が残されていないため、パーツ1つひとつを再現しながら作業しています。昔の建築技術がどれだけ素晴らしかったか実感すると共に、この木造教会を守ろうとする若い職人たちにも感動です。

キジ島へ行くならツアーがおすすめ

ロシアへ個人旅行するには、まずビザの取得が必要です。
しかし、このビザを個人で取ろうとすると、ちょっと大変。
さまざまな書類を用意しなければならない上、申請書類がとてもややこしいので、かなり手間がかかります。
代行会社に頼むのも1つの方法ですが、やはりお金がかかってしまうもの。
そこでおすすめなのが、ツアーです。日本からツアーに参加すれば、問題なくビザがおります。
加えて、ロシアは英語があまり通じないので、旅行初心者ならツアーガイドが付いていた方が安心ですね。
キジ島に興味がわいた方、ぜひ足を運んでみてください。

執筆者:CHIHIRO

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