みんなは知ってる?家電の寿命~キッチン編~

寿命がきた家電は効率が悪くなっているかも
消費量が多くなる前に電化製品を買い換えよう!
命ある物はかならず死が来る。
こんなテーマを題材にした小説や映画はたくさんありますが、そう言えるのは人間や生き物だけではありません。
あなたの生活を支えてくれている家電だって、いつかは壊れる日が来るのです。
たまに「そういえば生まれたときからずっとあるな…。」という家電だってありますよね。
それも1年先にはどうなっているか分からないのです。
また、使い始めてから長居時間が経過している家電は、電力の消費量が多くなっている場合もあるでしょう。
買い替えする代金も気になりますが、消費量が多くなった家電をずっと使い続けていた方が不経済かもしれません!
今回は、どんな家電の寿命がどのくらいなのかをまとめました。
家電の寿命について
まずは、キッチンに置かれる家電から見ていってみましょう。
【冷蔵庫】
日本でつくられた冷蔵庫の場合、寿命は10年~15年の物が多いようです。
特に10年前後から壊れはじめる冷蔵庫が多いので、冷蔵庫を買うときは10年保証してくれる物を選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに冷蔵庫の裏面を掃除したり、まめにメンテナンスに出したりすることによって、冷蔵庫の寿命を長くする事ができます。
【電子レンジ】
電子レンジが物を温めるしくみは、電子レンジ用マグネトロンで超高周波を発生させる→食品中にある水分子が励起する→温かくなる、というものです。
そのため、マグネトロンの寿命=電子レンジの寿命と考えて良いでしょう。
昔の電子レンジ用マグネトロンの寿命はおおよそ1000時間といった所なので、20年ほど保つようです。
理論上はマグネトロンの限界が来るまで使い続けることもできるのですが、時間が経過していると配線が切れてショートを起こす可能性もあるため、20歳に突入した電子レンジを使っているご家庭は買い替えするのをおすすめします。
【ガス給湯器】
ガスを使って料理をしているご家庭では、給湯器の寿命が来てしまうと生活が不便になりますよね。
ガス給湯器の寿命は、おおよそ8年~15年といわれています。
この開きはガス給湯器を使う頻度による違いで、もちろん頻繁に使っていると寿命が来るのが早くなります。
また、ガス給湯器が故障する原因の多くは、内部にある管の腐食や変形によるものです。
そのため、管を錆びにくい状態にするのがガス給湯器を長持ちさせるポイントとなります!
ガス給湯器のスイッチを入れていない時、お湯を出すコックをひねって水を出していると、管に水蒸気が付いて錆びやすくなってしまうので注意しましょう!
執筆者:koizumi