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鴨高田神社について

2015年11月25日(水)
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約1300年もの歴史があるといわれています

鴨高田神社は近鉄奈良線 河内永和駅から北へ約150mの場所にあります。
鴨氏の一族によって白鳳2年(673)に創建されたとされる延喜式内社です。
御祭神は『大阪府誌』には速須佐之男命(はやすさのおのみこと)とあり、社の由緒には速須佐之男命・大鴨積命(おおかもつみのみこと)・神功皇后(じんぐうこうごう)・応神天皇(おうじんてんのう)の四神とされています。
中世に入り、石清水八幡宮領になったことから神功皇后・応神天皇を合祀したため「八幡宮」と呼ばれていたといわれています。
大阪夏の陣では付近一帯が戦場となり、兵火により社殿が焼失しましたが、その後数年をかけて再建されました。
明治元年(1868)の神佛分離令後、明治5年に郷社に列せられ同年3月に西高井田八幡社を、5月に新喜多山科神社を合祀しました。明治14年(1881)には社殿と拝殿を新築、明治40年(1907)1月に神饌幣帛料共進社に指定され、同年4月に高井田北ノ町八幡社を合祀しました。

この神社には、後醍醐天皇・延喜18年(918)、当地方が大洪水で後刻が稔らず困窮したとき、諸民が当社に祈願したところ霊験があり百姓が大いに喜んだいう言い伝えや、安永年間に悪疫が流行したとき、神職の久左衛門が1月9日から10日間断食して悪疫祓除の祈願を行い、全村その厄をまぬがれたという言い伝えが在ります。

執筆者:谷口

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