100円でアートに触れよう ~武蔵野市立吉祥寺美術館~

~コピス吉祥寺内の美術館~
入場料はなんと100円!
吉祥寺のコピス内にある武蔵野市立吉祥寺美術館をご存知でしょうか??
こちらの美術館はなんと100円で入館し館内の展示を楽しむことができるのです!
企画展示室では、およそ1週間の会期で、書道や美術作品など、
あらゆるジャンルの作品が展示されています。
また7/2~10/18の期間は、
浜口陽三記念室・荻原英雄記念室でそれぞれ展示会が開催されています。
浜口陽三氏は銅版作家で、日本国内だけに留まらず、
国際的なコンクールでも数々の賞を受賞しています。
10cm四方以下のミニチュアの作品を多く制作していて
今回の展示ではそういった小さな作品だけを集めた展示を行うそうです。
荻原英雄氏は日本を代表する木版画家で、
今回の展示会では「青」をテーマにしています。
青や紫といった色で荻原氏が表現してきた
美の本質を、肌で感じ取ることができます。
浜口氏・荻原氏はの作品はこれまで何度も展示会が行われており、
会期ごとにテーマは異なっています。
美術館とゆうと少し敷居が高く感じてしまう方もいるかもしれませんが、
100円なら、ふらっと気軽に立ち寄ってみるのも良いとおもいます!
地元小学校とのふれあいも
武蔵野市立吉祥寺美術館では、地元の小学校と提携し、
鑑賞授業などをおこなっています。
美術館に展示されている作品を見て、
児童達がさまざまな感想を出しあったり、
また、鑑賞した作品にヒントを得て、
児童達が実際に作品を制作してみたりと実践的な
授業が行われているようです!
図工や美術の授業はあっても、実際に美術館で作品と触れ合う
機会は貴重なものではないでしょうか。
抽象的な作品を見て感想を述べるのは大人でもなかなか難しいものがありますが、
子供ならではの素直な感性で美術作品に触れあうのは、とても良い経験に
なりそうですね!
地域とのつながりも大切にしている武蔵野市立吉祥寺美術館。
100円でアートに触れあい、感性を磨きましょう!
執筆者:畔上 幸奈