百道のサザエさん通り

サザエさんゆかりの地
長谷川町子さんも歩いてたんですね
福岡市早良区に「サザエさん通り」という道路があります。
西新の【脇山口交差点】より北へ→【西新通り交差点】を左折→【よかトピア通り】を通り→【博物館前交差点】を右折→左手に百道中央公園や福岡市総合図書館、右手に博物館がある通りを抜け→【福岡タワー】を越え→【シーサイドももち海浜公園】までの1.6キロ続く道に2012年5月、サザエさんの作者である長谷川町子さんゆかりの地として名づけられました。
要所にサザエさん通りの案内看板や、シルエット像があります。
長谷川町子さんは、昭和20年ごろこの百道周辺を散策しながらサザエさんを発案されたということで、中でも長谷川町子さんが住んでいた西新6丁目の交差点には、発案の地として記念碑が建てられ【磯野広場】となっており、サザエさんの誕生のエピソードがつづられています。
また、新しいものでいえば2015年1月、地下鉄西新駅構内に高取焼の陶板が設置され、漫画「サザエさん」の第一巻の表紙と第一話をモチーフにしてあります。
その他にも福岡タワーにイベントごとにイルミネーションが点灯されますが、5月末の3日間サザエさんが点灯されていました。
最近では早良区脇山というところでサザエさんキャラクターの田んぼアートが実施されました。苗を植えただけではまだはっきりわかりません。見ごろは8月下旬から9月ということで、どのように浮かび上がるか楽しみですね!
ちなみに物語の舞台となっているのは長谷川町子さんが長年住まれていた東京です。
東京都世田谷区桜新町のほうにも「サザエさん通り」があるそうで、こちらは1987年からとのことで2012年には銅像も建ったようです。
物語の舞台の東京に続き2番目のサザエさん通りが、作者ゆかりの地の百道にできたということです。
執筆者:佐野 亮