芥川賞受賞作「火花」に登場 ~武蔵野珈琲~

お笑いコンビ、ピース又吉直樹さんの芥川賞受賞作品「火花」の舞台となった喫茶店。
贅沢な時間を楽しむ、大人の上質空間。
ピースの又吉直樹さんの小説「火花」が芥川賞を受賞してはや数日。
もう読まれた方もいるのではないでしょうか?
実は「火花」のあるシーンで登場する喫茶店は
吉祥寺に実在しているのです!
その名も「武蔵野珈琲」さんです!
又吉さんもこちらに通われて、珈琲を飲みながら
「火花」を執筆されることもあったようですよ!
武蔵野珈琲さんは吉祥寺駅南口から井の頭公園に
向かう道の途中にあります。
30年以上の歴史がある喫茶店で、
若者向けのショップが多い通りの中で異彩をはなっています。
昔ながらの正統派純喫茶といった感じで、中に入るととても静かで
駅前の喧噪を一気に忘れさせてくれます。
常連さんの多いお店ですが、だからといって一見さんが入りづらいわけでもなく
とても心地良い時間を過ごせる空間です。
ブレンドコーヒーが1杯550円~。
おすすめはクリームののったカフェオレです!
上にのったクリームがとてもおいしいのです!
お店でも人気の商品だそうです。
また、「火花」には武蔵野珈琲さんのチーズケーキが登場するのですが、
小説が出版されて以降、女性客を中心に注文される方が増えているそうです。
武蔵野珈琲さんは、雰囲気を大切にされていて、
入口のドアに「静かに開けてください」との記載があったり、
お子様の入店はお断りしているそうです。
その為、店内では静かな空間の中にクラシックの音楽がゆったりと流れ
訪れた人が、読書をしたり新聞を読んだり
思い思いの静かで優雅な時間を楽しんでいます。
若者向けのいわゆる「カフェ」では味わえない、贅沢で上質な時間を過ごせます。
「火花」をすでに読まれた方も、これから読もうと思っている方も
是非吉祥寺の武蔵野珈琲さんに立ち寄って、
「火花」の世界を体感してみてはいかがでしょうか?
執筆者:畔上 幸奈