東京駅うん蓄

特例容積率適用地区制度とは・・・?
こんにちは!
アパマンショップ津田沼店です。
今回は東京駅のお話です。
東京駅といえば、限定Suica販売でひと騒動あったのは記憶に新しいですが皆さんは購入されましたか?
無事購入された方も実際に手にするのは2016年春になる方もいらっしゃるとの事で人気の高さがうかがえます
ね。
わが町津田沼からは快速で30分の東京駅。
この東京駅のちょっとした雑学をお届けします。
大都会東京のど中心にありながら低層でレトロな雰囲気で人気です。
ビルや家屋を建築するには地区ごとに容積率や建ぺい率、日照権などの問題で建築出来る大きさや形に制約があるのはご存知の方も多いとは思います。
東京の中心地に位置する東京駅、周辺のビルを見ても高層ビルが建ち並び、低層の東京駅は逆に目立ちます。
しかし皆様、もし自分が東京駅敷地の地主だとしたら?と想像してみてください。
とっても無駄な使い方だとは思いませんか?
私だったらもっと高層のビルを建築して有効活用したいと考えます。
税金だけでも大変な金額になるでしょうからテナント料でたくさん稼がないとないと資金面で大変苦労するでしょう。
実は東京駅は
【特例容積率適用地区制度】を利用しています。
なんだか難しい単語が出てきましたが簡単にご説明すると
本来建築出来る容積率を抑え、未利用の容積率を周辺のビルに販売できる制度です。
例えば、10階建てのビルを建てていい地区に3階建てのビルを建築し、使っていない4階~10階までの空中部分を周辺の複数のビルに販売することで資金面での問題をクリアできるのです。
このような制度があることであのレトロな雰囲気が守られてるのですね♪
執筆者:高橋 美千代