街のお役立ち情報からおもしろネタまで! 店舗発!地域情報

頭が良すぎるカラスの知られざる魅力

2015年07月19日(日)
0 0 0 0

私達の生活に身近なカラスの知られざる魅力!

害鳥として嫌われるカラス

真っ黒な羽と体毛をもつカラスは、その見た目やゴミ捨場を荒らす事が多いので害鳥として扱われています。
鳴き声も美しいとはいえないので、カラスにいいイメージを持つ人はあまりいないのではないでしょうか。

そんな嫌われもののカラスですが、知能はとても高く犬や猫よりも賢いとも言われているようです。
都会にはカラスがたくさんいますが、たまには身近なカラスに注目してみませんか。

カラスの知能は凄まじい!

カラスの頭の良さは有名ですが、ゴミを上手に漁ったり、道路で車にくるみを割らせたりする程度だと思っていませんか?

カラスの知能の高さは凄まじく、人間の顔をはっきり認識することができるようです。
服装や髪型を変えても、自分に攻撃してきた人の顔ははっきり覚えているということが実験でわかっています。
それだけではありません。
カラスは仲間とのコミュニケーション能力にも長けているので、危険人物は仲間内で共有するようです。
自分に酷いことをした人は仲間を引き連れて仕返しにくるといったこともあるようです。
ゴミを漁るからといって、カラスを脅かしたり、意地悪したりするのはやめておいたほうがいいかもしれません。

カラスのほのぼのエピソード

野生のカラスは人間を警戒しているので、可愛らしい姿をみることはめったにありません。
しかしyoutubeなどの動画投稿サイトでは、偶然撮ることができたカラスの可愛らしい一面をみることができます。

ある動画では、屋根に積もった雪で道具巧みに使い、ソリ滑りを楽しむカラスの様子が移されていました。
楽しそうなその様子は、害鳥として嫌われているカラスの意外な一面を写しているようにも感じられます。

また、海外では毎日欠かさずカラスに餌をあげていた女の子のエピソードが話題になりました。
毎日餌を上げていると、ある日を境にカラスが女の子へガラスなどの光物をプレゼントするようなったというのです。

カラスも人と親密な関係性を築ける可能性があります。
こういったエピソードを聞くと、カラスは楽しむことができ、恩を返す高い知能をもった鳥だということがわかります。
害鳥として扱われるカラスですが、本当にカラスだけが悪いのか考える必要があるのかもしれません。

カラスが天然記念物?

カラスといえば黒いというイメージですが、紺色と赤茶色の羽を持つカラスがいることをご存知でしょうか。
「ルリカケス」は日本の奄美諸島にしか生息していない鳥類です。
美しい青色の羽をもつルリカケスは、個体数が少なく国の天然記念物にも指定されています。
正しくは「カラスの仲間」なのですが、そのシルエットはカラスを彷彿とさせることでしょう。

ルリカケスは東京都の上野動物園で見ることができます。
上野動物園へ遊びに行く際は、日本の固有種であるルリカケスにも注目してみてはいかがでしょうか。

執筆者:aico

関連リンク

コラム検索
キーワードで探す
店舗・エリアで探す
ページトップ?