福岡県糸島市「一蘭の森」

山中の竹林を抜けると、そこには・・・
おいでよ 一蘭の森
福岡・博多と言えば、思いつくのが豚骨ラーメン。街中では多くのラーメン屋がその味を競い合い、お客さんも自分のお気に入りのお店がいくつもあったりします。
そんな福岡でも有名なのが「一蘭」。こってりしたスープに、赤い秘伝のたれをちょこっと乗せた豚骨ラーメンのお店です。
そんな一蘭が2014年、糸島にオープンしたのが「一蘭の森」。糸島半島の中ほどの山中に、なんと東京ドーム3個分の広さを誇る、テーマパークのような工場を作りました。
この工場で店舗で提供している麺やスープを作っているのですが、それだけではありません。工場は見学できるコーナーもあり、一蘭のラーメンがどのように作られているのかがよくわかります。スープや麺のおいしさの秘密もわかるかも。
見学ブースの壁には、今まで各店舗を訪れた有名人たちのサイン色紙がずらりと貼ってあり圧倒されます。あの人も、この人も一蘭のラーメン食べたんだ!と好きな芸能人のサインを探すのも楽しいですよ。
もちろん、ここでラーメンを食べることもできます!
食券を買うとちょっとレトロな感じのお店に案内されます。昭和十年代、二十年代、三十年代をイメージした装飾で、テーブル席になっています。
あれ、いつもののれんの付いたカウンターじゃないの??という方のために、もちろん味集中カウンターもあるので安心してくださいね!
とびだせ 一蘭の森
替玉まで食べてお腹がいっぱいになったら、外に出てみましょう。
この森の目玉ともいえるのが、「音と光の茶庭」。ここは東京ドーム1個分の敷地にクローバーが植えてあり、お買い物をした方は無料で入場できます。
日没から30分後を目安に始まるライトアップは、音に合わせて光るパノラマのイルミネーション。豊かな糸島の自然の中で、幻想的な夜散歩を楽しめます。
ここではドリンクやデザートも売っているので、ゆったりと長時間過ごすことができますよ。
帰りにはお土産コーナーへ。持ち帰り用のラーメンのほかに、ここでしか買えないような一蘭グッズも売っているので、ぜひ買って帰りましょう。
ほかではあまり見ない、ラーメン博物館。ぜひ夏休みに家族でおでかけしてみてください!
執筆者:佐野 亮