砂漠のイメージがガラッと変わる!?レンソイス水晶砂漠

シーツを広げたように真っ白な砂漠をひと目見てみませんか?
砂漠の常識を覆す!レンソイス水晶砂漠
突然ですが、皆さんは「砂漠」といえば何をイメージしますか?
多くの方は、エジプトやアラブの濃い黄土色の大地やラクダ、サボテンをイメージするのではないでしょうか。
しかし、砂漠は世界中のあちこちにあって、それぞれ特徴が変わります!
その最たるものが、ブラジルのマラニャン州にある「レンソイス・マラニャンセス国立公園」でしょう☆
レンソイス・マラニャンセス国立公園にはほぼ沖縄県と同じ面積の真っ白な砂漠が広がっています。
名前が長いので、今回は「レンソイス水晶砂漠」で統一しますね!
でもなんで水晶なの?
そう考える方もいるでしょう!
レンソイス水晶砂漠の特徴は、その砂丘を構成している物にあります。
普通砂漠といえば名前のとおり砂の粒でできているものですが、レンソイス水晶砂漠は「石英」でできているのです!
石英の中でも特に透明度が高いものを「水晶」と呼びますが、レンソイスを構成する石英の純度はほぼ100%となっています!!
それが長い時間をかけて研磨され、光に反射して白く見えるようになっているんですね~。
「レンソイス」はポルトガル語で「シーツ」「カーテン」の意味。
その名前のとおり、シーツを広げたように真っ白な砂漠を眺めることができるでしょう☆
雨季になると見えるかも!?エメラルドの海
また、レンソイス水晶砂漠のある地方には半年ごと(1月~6月)に雨季が訪れます。
その時期にアクセスすると、より美しい絶景を眺めることができるでしょう☆
レンソイス水晶砂漠には、雨季の時期になると沢山の湖(ラグーン)が出現します!
その湖の色は綺麗に澄んだエメラルドグリーンで、白い砂浜や青い空とのコントラストは必見です☆
夕日が沈むと、より幻想的な光景が広がります。
真っ白な砂丘がオレンジ色に輝いて、エメラルドグリーンの湖はより深い色を見せるでしょう。
ブラジルといえばサッカーという印象の強い国ですが、レンソイス水晶砂漠の絶景を見ればイメージが一変するのではないでしょうか?
また、湖には魚も泳いでいますが、乾季の間はどうしているのか?どのようにやって来たのか?まだよく分かっていないようです!
そんな謎が多くてミステリアスな所も魅力の一つではないでしょうか?
ヨーロッパでは人気の高いレンソイス水晶砂漠ですが、日本での知名度はまだあまり高くありません。
しかし、その絶景は一見の価値ありでしょう☆
レンソイス水晶砂漠にできる湖では泳ぐこともできるので、旅行の際は水着も忘れずに持って行ってくださいね!
執筆者:koizumi