色で楽しむ絶景スポット

他とは違う色合いが神秘的な絶景スポット
どこまでも透明なドラゴンブルー
龍泉洞は岩手県の岩泉町にある鍾乳洞です。日本三大鍾乳洞にも数えられる龍泉洞の全長は2.5キロ以上と言われていますが、実際の長さは今でも分かっていないどこか秘密めいた場所になっています。龍泉洞は国の天然記念物にも指定されています。
龍泉洞の中に入るとまずひんやりとした空気を体感することになるでしょう。そして無数に広がる鍾乳石、そして何よりも有名なのが第3地底湖です。水深は98メートル、透明度は世界でも有数を誇ります。どこまでも見えそうなドラゴンブルーの地底湖は引き込まれてしまいそうになるくらいの美しさです。
神秘的で幻想的な龍泉洞内の地底湖は絶景スポットと言えるのではないでしょうか。
龍泉洞に行くにはどうする?
高速道路を使って車で龍泉洞に行く場合、高速のインターから国道を2時間ほど走ることになります。龍泉洞に行く途中に他のスポットに立ち寄ってみるのも良いでしょう。新幹線や電車で盛岡駅まで来た場合は、龍泉洞行きのバスに乗ってアクセスすることも可能です。龍泉洞がある同じ岩泉町には安家洞があります。安家洞は日本で最長の洞窟として天然記念物に指定されています。龍泉洞と安家洞の両方を見学してはいかがでしょうか。
美しさを誇る龍泉洞には関東方面からも車で訪れる人がいるほど人気の絶景スポットになっています。ぜひ龍泉洞のドラゴンブルーを自分の目で確かめてみましょう。
こちらはエメラルドグリーンが神秘的
龍泉洞のドラゴンブルーも神秘的なものがありますが、お隣の宮城県にはエメラルドグリーンがきれいな湖があります。それは、山形県と宮城県を結ぶ蔵王エコーラインの最大の観光スポット、「御釜」と呼ばれる丸い形の火口湖です。また、一日に何度も湖面の色を変えることから「五色沼」とも呼ばれています。削られた火口壁に囲まれるようにある湖は、周辺の景色とは違った雰囲気を持つ湖は神秘的なものを感じることができます。
この湖面を見ることができるのは、5月から11月上旬となっています。それ以外の時期は蔵王エコーラインが通行止めになってしまうので行くことができません。最近では火山注意情報も出ていたりするので、出かける際にはそうした情報を収集してからにしましょう。
自然を楽しむ場合、季節によってだいたい色が固定されます。しかしドラゴンブルーとエメラルドグリーン、普通の自然とは違った珍しい色を楽しむことができるのが龍泉洞と蔵王連峰の五色沼です。ぜひ色彩の面から絶景スポットを楽しんでみてはいかがでしょうか?
執筆者:chiharu