自分自身とは何か見えなくなったら。

自分を振り返るという事。
昭和に大人気だった歌手、バブル景気だった時代に若者の考え方を代表してきた歌手、尾崎豊の曲で代表作が15の夜です。これは尾崎が中学生の頃の思い出を高校生の頃に曲にしたものです。高校はエリート進学校に合格した尾崎は自分の生き方にいつもいつも自問自答していたそうです。そこで現実逃避として書いた曲が尾崎豊の名曲の数々です。ただ、その後レコード会社を転々とし、大人の世界にどっぷりつかる尾崎はだんだん自分の姿を見失ってしまいます。アメリカに行って曲を書いた日もあったそうです。ただ20代なって亡くなる前に放った言葉が『僕、出来るかな』だそうです。あそこまで名曲を出した尾崎は不安だらけの中にいたのです。疲れ、大人のプレッシャーもあったと思います。ただ、自分をおごらず自分自身のやりたいこと、やれること、自分自身でしか出来ない事をやり続けたのです。一つのことを継続して行う事はなかなか出来ません。ただそれを環境のせい、会社のせいにしても何も変わりません。一つのことをとことん貫き通すことから尾崎の名曲が生まれたのです。シンガーだけではありません。今自分が置かれている立場でも同じことが言えます。とことん貫き通すと、素晴らしいものが見える時が一瞬でもあると思います。なかなか芽が出ない人もいるかもしれません。ただ、貪欲に一生懸命貫き通せば素晴らしいアイディァが生まれます。諦めたら終わりです。やり続けることで見える本来の姿があります。私は、現在東京におります。東京は色々なものが手に入る世の中です。またそれに踏まえ、誘惑や甘えが発生してしまいます。
ただ、それにも負けない勇気や諦めに気持ち、一つの事をやりぬく気持ちが大切だと思います。
時代に流されないよう皆さんも頑張ってください。
執筆者:宮崎 将