御手洗の滝

涼をもとめて
御手洗の滝
福岡では連日35度近くまで気温が上がり、まさに夏真っ只中。
しばらく外に出ていると日差しが痛いくらいの猛暑。
こんなときこそ避暑地に出かけたいですね。
今回は佐賀県鳥栖市にある、御手洗(おちょうず)の滝を紹介します。
修験者がこの滝に立ち寄り手を洗って身を清めたことから名づけられた御手洗の滝(おちょうずのたき)。
九千部山山麓に位置する高さ22メートル、幅6メートルの豪快な滝でうっそうとした木々の間から落ちる水しぶきが涼を誘います。
下流には杉木立に囲まれたキャンプ場があり、常設テントや炊飯棟を完備。さらに渓流(沼川)と自然石を生かした自然プールもあり、夏場には家族連れやグループでにぎわいます。
まず沼川の河川プール。無料開放ということもあり、非常に人が多い。駐車場はもちろん満車で道路脇にはあふれだした路駐が目立ちます。
河川プールは小さな子供から小学生が楽しめる、水遊びといった感じです。釣り堀もありそちらもにぎわっています。
この河川プールの奥を進むと、御手洗の滝駐車場にたどり着きます。道が狭いので混雑時には離合に注意です。
駐車場からしばらく歩くと第2の滝が早速お目見え。控えめな滝です。
そしてさらに奥に進むといよいよ第一の滝が現れます。これはやはり大迫力!
滝のまわりはマイナスイオンのせいか、やはり温度も違うし、空気も神聖ささえ感じられます。
どんなに暑い日でも滝周辺は涼しい。
滝の迫力にしばらく見入ってしまいます。
駐車場から10分ほど歩きますが、それもいい運動。是非第一の滝まで足をのばしてみてください。暑さを忘れしばし涼を感じられるひと時です。
執筆者:見野 光子