ペット中のペット“金魚”
金魚ってすぐに死んでしまう弱い生き物だと思われがちですよね? 実は、長生きもするし、とっても強い生き物なんです!
夏の風物詩
日本の夏というと思い浮かぶものはたくさんあります。
冷やしたスイカや祭の屋台で売られているラムネ、風に吹かれて涼しげな音を出す風鈴・・・
これらの夏の風物詩とも並ぶのがビードロに入った金魚です。
暑い夏でもそんな金魚を見ていると涼しくなりませんか?
この金魚ですがとっても生命力の強い生き物って知っていましたか?
すぐに死んでしまったり弱ってしまったりするのは、金魚を育てている環境に原因があるのです・・・
金魚の歴史
金魚は室町時代に中国から伝わってきました。
フナを人の手で改良し、観賞用として生まれたのがキンギョです。
その頃はまだ金魚が世に知られていませんでしたが、鎌倉時代になってからはその存在が世間に知られるようになりました。
キンギョですが、観賞用として人によって作られたので、ペットとして飼いやすい生き物です。
犬や猫は王道のペットですが、金魚もペット中のペットといえるでしょう。
熱帯魚などは低い温度に弱いですが、金魚は強く、正しく育てていると長く生きてくれます。
そして、生活環境によって金魚の性格は変わります。
穏やかな環境であれば金魚も穏やかになりますが、荒々しくうるさい環境では、金魚も落ち着かない性格になってしまいます。
金魚のためにも静かで平和な日々を過ごしたいものです。
執筆者:Rui









