地名の由来 ~九段下~

東京メトロ東西線沿いの地名の由来
九段下
8月6日は70年前に広島に原爆が落とされた日ですね。
受け継がれてきた戦争の話を絶やすことなく、戦争をまた繰り返さないようにしっかり心に刻んで行きましょう。
今回は、今までの中央総武線沿いの駅から切り替え、東京メトロ東西線沿いの地名について調べて行こうと思います。
東京都の千代田区に位置する九段下駅。この九段下というのは、九段坂の下にあることで、九段下と言われています。
坂を登りきると九段上もございます。
九段下駅といえば、近くに日本武道館や靖國神社があることは皆さんご存知かと思います。
この九段下の九段にはどういった由来があるのか調べてみたいと思います。
九段という地名や坂はもともとこの地が丘になっており、9層に石段があり、その地に江戸幕府の御用達の屋敷、九段屋敷があったことから、九段という名前が定着していきました。
元は飯田町にあったことから飯田坂や飯田町坂などともよばれていました。
九段下は皇居にも近く、散歩やジョギングがてら皇居の周りに行くのも気分転換としてとてもオススメです。
九段下駅を出るとすぐ目の前に昭和館という建物があり、そこでは昭和時代の紹介をしています。戦時中の学生達や、当時使われていた、教科書や服などの展示もあり、考えさせられるものがあります。
皆さんも是非一度九段下に行ってみてはいかがでしょうか!
執筆者:原 啓太