第45回みなとこうべ海上花火大会

さまざまなテーマで夜空に打ち上がる約1万発の花火

毎年、神戸の夏の風物詩として開催される花火大会。
港町神戸を最大に活用した海上での打ち上げとなり、海上に反射して映る花火も見どころのひとつとなります。
更に山手側より観覧するとポートタワーなどの神戸100万ドルの夜景とともに楽しむことのできる花火です。
有料席を利用すると設置されたイスに座って、ゆったりと遮る建物も一切なく空いっぱいの花火を楽しめます。

今年は6つのテーマに沿った打ち上げとなりました。
オープニングの「ようこそ神戸へ」では神戸のシンボルであるポートタワーをかたどった赤い花火が印象的でした。
第2部「風薫り花は舞う」では日本の四季をテーマに斜めにあがる花火で躍動感ある花火となりました。
第3部「ナイトクルージング」ではデートスポットしても人気の高い神戸港クルージングをテーマに、おさかなやたこ、いかなど可愛らしい花火があがりました。
第4部「For you プレゼントをあなたに」では、3部の流れを引き継ぎ、デートの終わりに恋人へプレゼントという素敵なストーリーの花火となりました。
ダイヤモンドの指輪をかたどった花火など、観覧席よりわっ歓声が上がりました。
第5部では終戦70年、阪神淡路大震災から20年という今年に合わせ、平和をテーマにした花火となりました。
大玉「白菊」から始まり、虹・流れ星など幸せのシンボルをイメージした花火が夜空を彩ります。
フィナーレとなる第6部「ワンダナミック神戸」ではラストを飾るにふさわしく、徐々にクライマックスへ向かってこちらへ向かって降ってくるような圧倒される連発花火となり、拍手の連続となりました。

昨年の44回開催の花火の際は直前まで土砂降りの雨に見舞われましたが、今年も実は開始1時間前に通り雨に遭うという少し雨に好かれた花火大会でもあります。
来年こそは雨の心配なく開催されることを祈るばかりです。

写真にはなかなか収めきれないほどのきれいなみなとこうべ海上花火大会！
夏の思い出に来年はカップルや家族で訪れてみてはいかがでしょうか？

執筆者：澤山 美希（アパマンショップ三宮駅前店）

関連リンク

• みなとこうべ海上花火大会公式HP