パンの歴史。

歴史ある食べ物。
世の中にはいろいろなパンがあります。菓子パン、食パンやフランスパン、惣菜パン・・・etc。筆者は中でも食パンを調理したものを好んで食べてますが、調べてみるとこのパンの歴史はとても古く、約6000年前にさかのぼり西アジアのオリエント地方で小麦を水で練り石の上で平焼きにしていたのが始まりだそうです。そしてそれを発酵させて現在のパンの形にしたのが古代エジプト人だそうです。しかもこねたまま焼き忘れていた生地を焼いてみたらふんわりふくらんで焼き上がり、ためしに食べてみたらおいしかったというきっかけで
「発酵した小麦を焼くとおいしい」
ということ発見したのではないかと言われてるそうです。
一方でパンが日本に伝わったのは16世紀半ばで、ポルトガル人の漂着によって伝わりました。1594年宣教師のフランシスコザビエルらが造り始めたのですが当時の幕府がキリスト教を禁止したため、長崎の出島で西欧人のために細々と作られたにすぎなかったようです。その後伊豆の代官が長崎の料理人を呼び寄せてパン釜を作らせて
1842年4月頃本格的に日本でパンが作られ始めたそうです。
その後、政府の欧風政策によって食生活が変化してパンが普及していきました。
そんな歴史に思いをはせながらパンを食べると味わいも深くなりそうですね。
執筆者:清水 規弘