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ゴムの歴史。

2015年08月13日(木)
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身近なゴム製品。

最初は使えなかった。

ゴムは私たちの生活のなかでたくさん使われています。運動靴の靴底や清掃の時に使う手袋もゴムです。身近な存在のこのゴム。
調べてみましたのでご紹介。

最初は生ゴムだったらしく弾性が得られないため、粗悪な工業材料としてしか扱われませんでした。1839年にアメリカのタイヤメーカーの「グッドイヤー」が生ゴムに硫黄をくわえて加熱すると弾性がでて生ゴムの性質が変わることを発明してこの生ゴムの欠点を改質するのに成功したといわれてます。そこから1880年にイギリスで獣医をしていたダンロップという人物が空気入りタイヤを発明したと同時に自動車産業の出現とともにゴムの仕様量が急激に増えました。

ゴムは植物から採れます。

このゴムを含有する植物は300種類以上あり、ゴムをたくさん出すのは、南米アマゾン流域に生息するヘベアブラジリエンスという植物で、生育する条件は年中高温多湿で風が強く吹かない地域で赤道を中心に南北30℃の間にまたがる熱帯地域で雨の多い場所を除いては存在しません。因みに観葉植物にもある「ゴムの樹」からは
ゴムがとれません。

いろいろ使われてるゴム。

ゴムはさまざまなところで使われています。運動靴に使われてる靴の底もゴムでできてます。運動するときに衝撃を抑えるためや、また靴底についている模様は水をはじき飛ばして、路面と靴底の間に摩擦を働かせてすべらないようにしています。また自動車用タイヤも衝撃を抑えたり滑らないようにミゾがあります。こういった製品は防水効果もあるゴムの特徴を生かした製品になってますよね。

こうしてみるとゴムが使われている製品はこれだけではありませんが時代とともにゴムもさまざまな形で私達たちの生活に深くかかわっているようですね。

執筆者:清水 規弘

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