ファッションを勉強しよう!~流行ってどう決まるの?~
ファッションの流行は2年前から決まる!
どうやって流行は決まっているの?
夏も本番に入り、さっそく秋の流行についての情報もちらほら見えるようになってきました。
次のシーズンはどんなファッションが流行るのかな?と調べている方も多いでしょう。
しかし、皆さんは雑誌などで見かける「今年の流行」はどう決まっているのか少し考えたことがありませんか?
有名ブランドが参加するコレクションで決まるとしても、どのブランドもある程度傾向が決まっています。
今回は、どうやって毎年・毎シーズンの流行が決まっているのか解説しましょう!
ファッションの流れについて
今年の夏の流行色は、「アクアマリン」や「スキューバブルー」、「クラシックブルー」や「タンジェリン」等でした。
これらの色は、インターカラーという国際流行色委員会によって決められます。
その時期は、なんと実シーズン(実際にその色やファッションが流行る時期)の2年~1年半ほど前から!
つまり、2015年秋の時点で2017年春に流行る色が既に決まっているんですね~。
日本やフランス、スイスやアメリカといった国々でのファッショントレンドはこのインターカラーによる選定色をもとに決められます。
実シーズンの1年半~1年前にトレンドカラーやファッショントレンド情報がファッション業界によって発表されるので、皆それに沿ったコレクションを作り、展示会やコレクションに備える訳です。
そこからフランス・パリで一番はじめの素材展示会が開催されるのが実シーズンの1年前。
さらに実シーズンの半年前になると、アメリカのニューヨーク、イギリスのロンドン、イタリアのミラノ、フランスのパリで行われる「4大コレクション」が開催され、消費者にもトレンド情報が発信されます。
どうでしょうか?
想像していた時期よりも前に流行が既に決められていてびっくりした方が多いのではないでしょうか。
また、4大コレクションが行われる都市にはおしゃれな人が沢山居るというのも納得のいく話ですよね!
もちろんファッションデザイナーやファッションディレクターでも無い限り、この流れをしっかり把握しておかなくてはならない訳ではありませんが、トレンド情報を早い内につかんでおけば来季の流行に備えることができますよね!
具体的なファッショントレンドはコレクションが行われるまでは予想の範囲に留まりますが、流行色については実シーズンの前から調べておくことができます。
早め早めの情報を心がけて、おしゃれを先取りしてみてはいかがでしょう!
執筆者:koizumi









