那珂古墳

古墳
新発見!
こんにちは!
暑い日が続いています。
外では蝉が鳴いていて、さらに暑さを感じさせますよね。
みなさんは今年の夏はいかがお過ごしでしょうか??
学生の皆さまは夏の課題などもあって大変ですよね!
今回は歴史の話となりますが、南区井尻周辺でオススメのスポットをご紹介させて頂きたいと思います。
今回ご紹介させて頂くスポットは「那珂八幡古墳」です。
那珂八幡古墳は福岡市博多区に所在する、全長約80メートルの前方後円墳です。
あまり知られていないのですが、福岡市指定の史跡となっています。
古墳は4世紀はじめに築造されたもので、福岡平野最古の前方後円墳となっています。
なんと!割竹形木棺、三角縁神獣鏡などが出土しているんですよ!!
周囲は溝がめぐらされており墳丘の一部は損傷していますが現在は墳頂部は那珂八幡社となっています。
そもそも前方後円墳とは墳丘が鍵穴のような形をした日本独特の形式です。
那珂古墳は箸墓古墳に代表される先端に向かって曲線的に広がりを示す特徴的なものとなっております。
私も板付遺跡といい、那珂古墳といい福岡に住んでいながらも全然このような貴重な歴史的建造物があるとは知りませんでした。
たまには周辺地域の歴史について勉強するのも新発見があって良いかもしれませんね!
みなさんも是非 那珂古墳や板付遺跡を訪れてみてはいかがでしょうか??
執筆者:若杉 昭仁