光の洪水を楽しめる☆小樽雪あかりの路
北海道の冬を照らす絶景
北海道随一の観光都市・小樽
北海道の道庁所在地である札幌市のすぐ隣に位置している小樽市は、古くから港町として発展してきた地域です。
外国との貿易に使われた小樽港は、石狩地方の炭鉱で採取された石炭の輸出やロシアや樺太との交易で栄えました。
その発展ぶりで「北のウォール街」と呼ばれた程です。
一時期は函館についで道内第二位の人口を持っていた時期もあったらしく、その影響力の大きさが伺えますよね。
石炭の需要が落ち込んでからは人口や都市の規模も落ちましたが、当時つくられた近代的な建造物が多く残っているため、今なお観光地として高い人気を持っています。
そんな小樽は季節を問わず多くの観光客で賑わう地域ですが、冬になると見ることのできる絶景があります!
今回は、毎年2月になると行われる「小樽雪あかりの路」について紹介します♪
小樽の街を照らす温かな光
雪あかりの路とは、小樽市内にある40以上もの会場で行われる雪とロウソクの祭典です。
街のあちらこちらに無数のキャンドルが並べられ、夜になると一斉に点火されます。
オレンジの光で照らされる小樽運河の姿は、まさしく絶景といえるでしょう。
工夫を凝らして作られた雪のオブジェを楽しむこともできますよ!
小樽市は元々近代的な街並みが広がる美しい街ですが、ライトアップによってさらに見応えが満点になっています。
レトロな建造物をキャンドルの温かな光が照らす光景は、幻想的に感じられるのでは?
普段は見ることができないからこそ、より美しく映りますよね。
小樽雪あかりの路が行われる期間は、毎年10日間程のようです。
北海道で行われる冬のイベントといえば「雪まつり」をイメージする方も多いと思いますが、この小樽雪あかりの路も道内で有数のイベントです。
毎年約50万人もの方が訪れる、大々的なイベントになっています!
皆さんも、冬に北海道を訪れる機会がある時は、この小樽雪あかりの路を見てみてはいかがでしょうか?
小樽雪あかりの路は、2000人にもおよぶボランティアスタッフの手によって支えられています。
一つ一つのキャンドルを人の手で設置し、灯りを灯していく労力は計り知れないほどでしょう。
私達が美しい光景を見ることができるのも、そんなボランティアスタッフの努力があるからこそです!
沢山の人が力を合わせて創りだす美しさ、それも考えて小樽雪あかりの路を眺めてみてはいかがでしょうか。
ただただ美しいばかりの光景とはひと味違う絶景を見ることができるでしょう。
執筆者:koizumi









