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かの松尾芭蕉も訪れた絶景・松島

2015年08月13日(木)
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松島や ああ松島や 松島や

歴史ある景勝地

「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり」
…この文を古文の時間に学んだ経験のある方は多いのではないでしょうか?
これは松尾芭蕉が残した「奥の細道」の序文であり、旅に出る前の気持ちへの導入部分です。
ざっくり説明すると「すごく旅に出たい!松島の月が気になる!準備したので旅に出ます」という意味の文章が続きます。

松島というのは宮城県に位置する、大小含めると260もの島がある地域の事です。
日本三景の一つでもあり、芭蕉が生きていた江戸時代の頃には既に景勝地として知られていました。
今回は、そんな歴史ある絶景である松島について紹介します!

松島の風景

松島湾には大小さまざまな小島が浮かんでおり、それら一つ一つに鬱蒼とした緑が茂っています。
中には建造物がある島や、島同士が橋によって繋がれている島もあり、自然と人工物が織りなす絶景を眺めることができるでしょう。
島の中では緑溢れる小道を散歩できるため、自然とふれ合いたいという方は島の中まで入ることをおすすめします。
日が暮れる時間になると夕日が沈んでいく姿を見ることもできるため、天気がいい日に訪れてみてはいかがでしょうか?
秋には周囲が紅葉するので、紅葉狩りに出掛けるのも良いでしょう。

ちなみに、松島を目の前にした芭蕉が残したとされる「松島や ああ松島や 松島や」という句は、後世に作られたものといわれています。
実際のところ、松島を目にした芭蕉は「絶景の前では黙して語らず」と考え、あえて句を残さなかったとも、あまりの美しさに句を残すことが出来なかった…。ともいわれています。
皆さんも、松島の光景を見てみると芭蕉の気持ちが分かるのではないでしょうか?
あまりに美しい風景は、それを完全に伝えることができる言葉なんて持ちあわせていないのかもしれませんね。

松島へのアクセス方法

松島へ出掛けたい方で、関東以南に住んでいらっしゃる方はまず仙台へとアクセスしましょう。
新幹線を使えば、東京駅から仙台駅へは約1時間40分で到着します。
そこから東北本線に乗り換え、30分ほど電車に揺られれば松島海岸駅へと到着するでしょう。
駅を出た先は観光地になっているため、すぐに松島に出る事ができるはずです。

松島駅の周辺には様々な飲食店が立ち並んでいるため、グルメを味わいながら松島を観光してみても良いかもしれませんね。
牡蠣やアサリ、ハゼといった松島の名産品の味は格別です。
観光シーズンには数え切れないほどのお店が出ていますよ☆
視覚と味覚、両方から松島の自然を堪能しましょう!

執筆者:koizumi

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