オオガハス

オオガハス
2000年の時を越えて
千葉の花で 千葉県の天然記念物にも指定されている オオガ(大賀)ハス
花の都 ちば のシンボルキャラクターの ちはなちゃん のモデルにもなりました。
昭和26年千葉市花見川区の現東京大学検見川総合運動場地下から推定2000年前の古代のハスの実が発掘されました。
3粒発見された実のうち翌年に1粒の開花に成功。
2000年前の実が開花するって凄いですよね。
ロマンを感じます。
ハスは発見者の植物学者 故大賀一郎博士の名前から 大賀ハス と名づけられました。
地域によっては、二千年ハス とか 古代ハスとも呼ばれているようです。
このニュースは国内外に報道され当時の米国ライフにも掲載されたそうです。
東京大学検見川総合運動場付近の 通り には 大賀ハス通り という名前がついている程千葉市民のオオガハス愛は深いのです。
東京大学検見川総合運動場の隣地にある東京大学実験場には現在もハスの花が栽培されています。
開花時期の早朝には「ポーン・ポーン」と開花の音が近隣に響き渡ります。
期間限定で一般公開もされているようなので見学に行ってみてはいかがでしょう?
開花は6月~8月
早朝に開花してお昼頃には閉じてしまいます。
千葉市中央区では 千葉公園
千葉市花見川区では 花島公園 しらさぎ公園
新検見川駅
等で見ることができます。
現在では岩手、埼玉、滋賀、兵庫等でも栽培されているようです。
※画像はハスのお花をアクリル封入したもので花見川区役所でご覧いただけます。
執筆者:高橋 美千代