司馬遼太郎記念館

自宅跡地が記念館に…

八戸ノ里駅の南側、布施警察の近くにある司馬遼太郎記念館の紹介です。

司馬遼太郎記念館（東大阪市下小阪）は、司馬遼太郎の業績を伝えるために設立され自宅跡地に博物館として建設されました。
敷地内には約6万冊にも及ぶ蔵書や資料があり、晩年に執筆をした書斎も使用したときのまま残されています。

また、庭は司馬遼太郎が好んだ雑木林をイメージしたもので四季折々で表情を変えこの景色を書斎から庭を見学することもできます。

そして展示室には約2万点以上の蔵書と多数の自著が展示されておりその高さは１１メートルにも及びます。他にも直筆の原稿や万年筆、メガネやバンダナまで身の周りのものも展示されています。

他にもホールがあり映像を流していたり、イベントで館長さんが話をしてくれたりといろいろ歴史を感じ取れる場所になっています。

入場料は大人５００円・中高校生３００円、小学生２００円で休館日は月曜日。
館内には喫茶店もありますのでゆっくりとできます。また、本などの売店も併設されていますのでほしかった本が見つかるかも知れませんね。

少しここで余談ですが、司馬遼太郎の作品の中でも有名な坂本竜馬ですよね。
この記念館は１９９６年の11月に建設されたのですが展示室の建物奥のコンクリートの天井に坂本竜馬を思わせるようなシミがあります。
ぜひ行った際には探してみてください。

執筆者：fujimoto