サラリーマン感涙のロープライス！！

サラリーマン感涙のロープライス！！

サラリーマン感涙のロープライス！！

今回、スポットライトを当てたい駒込グルメはコチラ、最寄駅駒込駅：徒歩２分余りにある、一際目の引く蛍光色、黄色をベースにした「一〇そば（いちまるそば）」でございます！

こちらのお店まず驚くべきはその奇抜で挑戦的なお店外観ではなく、窓ガラス一面に施された、そのラミネートにあるのです。そこにはあまりにでかでかと「そば２００円・うどん２００円」とある。
辺り一帯の飲食店を全て敵に回すもいとわない、宣戦布告とも取れる破格のロープライス、飲食業界のご法度をいとも簡単に犯してしまうお店店主の大胆さ、こんな広告をお昼時に目にしたら最後、足がお店に向かないお小遣い制サラリーマンがいるでしょうか。否、居るはずがありません。

こちらのお店、そんな驚きサプライズですら、ほんの序章に過ぎず、驚くべきは茹で上がったそばが目の前の卓に置かれた時に訪れる、思わず言葉を失います。
そこらの駅構内の立ち食いそば屋と一緒にされるのを全力で拒む、出汁スープのその黒々しさ！！！まるで墨汁を薄めることなくストレートでどんぶり一杯に溜めに溜めて、そらみろ、参ったか、と投げかけられたのではないかと感じる程。
だがひと度口に運べば、その奥深い芳醇な醤油の香りに強面のサラリーマンもうっとりとした恍惚の表情、まさに至福のひと時です。
驚きはそれだけに留まらず、そば・うどん各200円にも関わらず、ＭＯＣＯ‘ＳKitchenでもお馴染み、速水もこみちの左手から度々、振り下ろされる魔法のスパイス「鷹の爪」。こちらが何と、卓上にかけ放題で御用意されているのです。何たる至れり尽くせり。愛する鬼嫁・恐妻のもとで家計の「緊縮財政」を強いられているそこのご主人、ぜひ駒込で一杯いかがですか？

執筆者：平田　智寛