そもそも賃貸借とは?
賃貸借契約について簡単に説明します
賃貸借契約とは何でしょうか
部屋を借りるとき、「賃貸借契約」というものを結びます。
簡単に言ってしまうと、その部屋を貸す人(「貸主」とか「賃貸人」と言います)は「ここを使っていいですよ」、
借りる人(「借主」とか「賃借人」と言います)は「使うかわりにお金を払います」、と約束することです。
通常「家賃はいつまでに払う」とか「ペットを飼ってはいけない」とか、そのための条件が色々とあります。
法律上は、この契約は口頭でも成立する、つまり口約束でも構わないことになっています。
でも、それでは後で言った言わないでトラブルになるおそれがありますから、
取り決めた内容を「賃貸借契約書」という書類にして
契約を結んだことを誰が見てもわかるようにしておくわけです。
「賃貸借契約書」には
●賃貸人、賃借人の氏名
●建物の名前、所在地、構造、号室、広さ、設備 等
●契約期間
●賃料や管理費、共益費等の金額とその支払い方法
は必ず記載されています。
その他にも、契約の更新・更新料や期間内に解約する場合の手続きなど
重要なことが書かれていますので、しっかり目を通す必要があります。
部屋を借りるに当たっての条件などは決めるまでに聞いていると思いますが、
契約書の内容について説明を受けているときに疑問点があれば
その場で質問して、納得してから契約しましょう。
執筆者:株式会社アパマンショップネットワーク FC管理部