カレーパンのまち!?東大阪

カレーパンで町おこし
東大阪といえばラグビーや工場をイメージされる方が多いかと思います。
そんな東大阪をご当地グルメでも有名にするため、カレーパンを食ブランドとして町おこしをしていることをご存知ですか?
このカレーパン事業を行う「カレーパン会」は東大阪市役所の若手社員がカレーパンでの町おこしを提案したことから地元の有志が立ち上がり発足したそうです。
御厨(みくりや)には以前カレーで有名なハウス食品株式会社大阪本社があり、その工場からただようカレーの匂いはその周辺での懐かしい風景であったこと・カレーパンの形がラグビーボールに似ている!?のでラグビーのまち東大阪をイメージできるという理由からカレーパンがご当地グルメとなったそうです。
特定のカレーパンレシピがあるわけではなく、現在売られているカレーパンを集結させ東大阪でたくさんカレーパンが売られるようにして「東大阪といえばカレーパン」というイメージの定着を目指しているそうで、ラグボー君とカレンちゃんというマスコットキャラクターも作られています。
2014年、東大阪カレーパン会の知名度向上と東大阪の魅力アピールのため、東大阪市・東大阪カレーパン会・ハウス食品大阪支社の3者が協力しオリジナルカレーフィリング(カレーの具)「カレンちゃんのこころ」が開発されました。
鶏ミンチなどの具やトマトなどの野菜がたっぷり入って食べごたえがあり、辛さが抑えられているので女性やお子様にも食べやすく、揚げカレーパンにも焼きカレーパンにもマッチするフィリングとなっています。この「カレンちゃんのこころ」を使用したカレーパンを販売しているお店は現在十数店舗あるそうです。
地元の方はもちろん、遠方の方も東大阪にお越しの際は、カレーパンの食べ比べをしてみてはいかがでしょうか?
執筆者:谷口 秋代