街のお役立ち情報からおもしろネタまで! 店舗発!地域情報

回転寿司発祥の地

2015年09月29日(火)
0 0 0 0

工場のベルトコンベアがヒントに

回転寿司といえば気軽に食べられる外食として年代や性別を問わず全国的に人気がありますね。
チェーンコンベアで運ばれる各種の寿司を各々自由に選んで取ることが出来る半セルクサービス型のシステムは現在では当たり前の光景ですが、その発祥の地が東大阪市にあることをご存知でしょうか?
回転寿司は当時立ち食い寿司店を経営していた白石義明氏が大阪府吹田市のアサヒビール工場を見学した際、ビール製造の過程で使用されていたベルトコンベアにヒントを得て「旋回式食事台」を開発し、1958年に全国初となる回転寿司店「廻る元禄寿司」をオープンしました。元禄寿司本店の店先には「発祥」の石碑があります。
1970年に日本で開催された万博博覧会に元禄寿司として出展して食事優秀賞に表彰されたことで全国的に注目を浴び、低価格やわかりやすい料金設定から社会に定着しました。
現在では様々な回転寿司チェーンが全国各地に広がり、寿司ロボットの導入・流通システムの発達やお子様に喜ばれるアミューズメント要素のあるシステムなど各社独自のサービスで常に進化し続け、日本だけでなく外国でも人気のある回転寿司ですが、次はどのような進化をするのか楽しみですね。

執筆者:谷口 秋代

コラム検索
キーワードで探す
店舗・エリアで探す
ページトップ?