ワシントニアパーム

南国名産

宮崎を代表する木のひとつ

宮崎県には道路沿いやいたる所にこの木が生えています。
名前は、ワシントニアパームやオキナヤシと言います。
和名ではワシントンヤシと言う呼び方もします。

ヤシ科の一種で、原産地は北米西部の乾燥地域になり、高温多湿な熱帯では生育せず、温帯、亜熱帯気候を好みます。
世界中で栽培されており、20メートル近くまで成長します。
1本の幹が直立し、先端部に葉が集中しています。
葉が枯れると下に垂れ下がって、幹を保護するとされています。
緑色の葉は固く、トゲがあります。
また、耐寒性が強く、成木で露地植えならマイナス6度位まで耐えれます。
植えれる条件としては、クライメートゾーンが9ａ以上の地域に植栽可能となっています。
宮崎県に入って最初に見れるのは、宮崎空港を出るとすぐに、ワシントニアパームがお出迎えをしてくれます。
ワシントニアパームとよく似た、こちらも宮崎を代表する木のひとつのフェニックスの木と言う木もあります。
ワシントニアパームと比べると同じヤシ科ですが、幹の太さが太く、木の背丈も低くなります。
いずれも宮崎県内のいたる所に植えられているので、記念写真はお気に入りの場所で選んで撮れますよ。
写真は少々天気の関係上暗めですが、晴れている時は緑色が鮮やかで風に揺れている所もダイナミックですよ。
是非、宮崎県に来られる際には、眺めてみてください。

執筆者：関谷　俊二（アパマンショップ宮崎南店）