☆ブラシゲル☆「馬頭観音堂」えびの市原田

西諸ぶらぶら紀行

☆ブラシゲル☆「馬頭観音堂」えびの市原田

みなさ～ん、こんにちは！
アパマンショップ小林店の中園です！

今回は、前回と前々回にご紹介した「八幡丘公園」の続きです。
さてさて、「木の体験広場」から奥の方に行ってみると、おっ！何か発見！
林の中を進んでいくと、写真の場所にたどり着きました。
「馬頭観音堂」とあります。

由来の説明書きを読んでみると、ふむふむ…。
この辺りは、旧島津藩時代から家畜の放牧場として栄え、ここで育った牛馬が戦場に送られたそうです。
そこで、当時の家畜の怪我や流行病・戦死の慰霊と安全のために奉安されたのが、この馬頭観世音菩薩だったそうです。
なるほど…。

ふと思い出したのですが、私がまだ小さい頃、家で豚を飼っていました。
その仔豚がホントかわいくて、よく餌をあげたり遊んだりして可愛がっていたのですが、あるとき、病気で死んでしまいました…。

馬頭観音とは、「馬頭」という名前から民間では馬の守護仏として信仰されています。
さらに馬のみならずあらゆる動物たちを救う観音として「六観音」の一つに挙げられており、「生きとし生ける物を救う」という御誓願の仏さまで、生物一切の慰霊と祈願に霊験あらたかな観音さまだそうです。

お堂の方へ行ってみると、それぞれの動物たちの絵馬（バゲイ）が奉納されています。
その隣には、大きなお墓があり、無数の家畜の遺骨が眠っているとのことです。

「 掌を合わせ　こころに浮かぶ　仔豚かな 」　（シゲル心の俳句）

と、いうわけで、「八幡丘公園」編は今回で終わりです。
みなさんもお近くをお通りの際は、ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか！
それでは、また次回！
ごきげんよう！

執筆者：中園（アパマンショップ小林店）