♪むたさんぽ♪『池ノ原一里塚』野尻町紙屋

にしもろ散策レポート

♪むたさんぽ♪『池ノ原一里塚』野尻町紙屋

みなさん、こんにちは！
アパマンショップ小林店の牟田です。

さてさて、今回ご紹介するのはこちら！『池ノ原一里塚』（いけのはるいちりづか）です！
実はこの『池ノ原一里塚』、前回ご紹介した『漆野原一里塚』（うるしのばるいちりづか）と関連のある一里塚なのです！

一里塚は、江戸時代に主要街道に一里（約４ｋｍ）ごとに目印として設置されました。
当時の旅人にとっては、行程や乗り物運賃のめやすになり、桜や榎が植えられていたため、夏には木陰ができて、良い休憩場所になっていたそうです♪

この『池ノ原一里塚』は、１７０６年に薩摩藩が鹿児島下町札辻を起点に綾に至る街道に設置した一里塚だと考えられています。
しかし、時代が流れ、新しい道路ができると利用者が減ったため、原型を失うようになり、開墾事業などでその姿を失った一里塚…。
現在の西諸では、この『池ノ原一里塚』とここから北東に約４ｋｍ（一里）先にある、前回ご紹介いたしました『漆野原一里塚』が当時の姿を残しております。

人のあまり訪れない場所で、今もひっそりと当時の名残を偲ばせる一里塚…。
お近くをお通りの際はぜひ足を運ばれてみてください。

それでは今回はこの辺で♪
次回をお楽しみに～♪

執筆者：牟田神西（アパマンショップ小林店）